F1デビューのローソン、波乱の展開を乗り切り、13位完走「全ラップ走るという目標を達成。時折速さも示せた」/F1第14戦
2023年F1オランダGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリのリアム・ローソンは、自身初めてのF1レースで完走を果たし、13位を獲得した。
予選20番手のローソンは、ケビン・マグヌッセン(ハース)がピットレーンスタートになったことで、19番グリッドに繰り上がった。雨のため1周目にタイヤ交換に入ったが、この際、チームは2台を同時にピットに入れた。チームがローソンをトランジションレーンで待機させていたことが、マグヌッセンの妨害になったとスチュワードは判断、これによりローソンは10秒のタイムペナルティを科された。
後方の位置を走り続けたローソンだが、最終スティントでふたつ順位を上げ、コンディションが変化し続ける難しいレースを14位でフィニッシュ。他車の降格で13位となった。
ビークルパフォーマンス責任者のギヨーム・デゾトーは、ローソンの決勝について、次のように振り返った。
「今日、リアムは非常に良い仕事をした。マシンについて学習し、刻々と変化するコンディションに適応したのだ。ミスを一切犯さず、ドライタイヤでペースを向上させていくことができた。我々のマシンでドライタイヤを履いて走り続けるのは初めてだったにもかかわらずだ」
■リアム・ローソン(スクーデリア・アルファタウリ)
決勝=13位(72周/72周)
19番グリッド/タイヤ:ソフト→インターミディエイト→ソフト→ミディアム→ソフト→インターミディエイト→インターミディエイト
今日の目標は、72周すべてを走り切ることだった。グリッドについた後、雨が降り出した時には、あまり良い気分ではなかった。その後、ピットストップせざるを得ず、ついてないことに、ペナルティを受けて、大量の時間を失った。
レース後半、前があいた状態で走っている時、終盤にインターミディエイトで走っている時の僕のペースは悪くなかったと思う。
課題はいくつかあるけれど、さまざまなコンディションとシナリオを経て、今後につながる経験を積み、レースを乗り切ることができたことがうれしい。
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