リアム・ローソン、負傷したリカルドの完全回復までアルファタウリからF1参戦へ

 

 アルファタウリは、F1オランダGPで負傷したダニエル・リカルドが完全に回復するまで、リアム・ローソンが代役を務めると発表した。 F1復帰3戦目となったオランダGPのFP2でクラッシュし、負傷してしまったリカルド。バンクのあるターン3でクラッシュしたオスカー・ピアストリ(マクラーレン)を避けようとした彼は前輪をロックさせ、バリアに突っ込んでしまった。衝撃でステアリングホイールが激しく動き、左手の中手骨を骨折してしまったのだ。 リカルドは日曜日にバルセロナで手術を受け、MotoGPでも有名な外科医ザビエル・ミールの治療を受けたと見られている。 月曜日、アルファタウリは”リカルドが完全に回復するまで”ローソンが代役を務めることを認めた。チームは声明の中で次のように述べている。「ダニエルの手術がうまくいき、回復に向かっていることをうれしく思う」「彼を早くトラックで見られることを願っている。しかしリカルドの体調が完全に回復するまでは、ザントフールトで難しい状況の中で良い仕事をしてくれたリアムが、今週末のホームレースであるモンツァからユウキとともにドライブし続けることを確認できる」 ローソンは昨シーズン、レッドブルとアルファタウリで3度FP1に参加していたが、オランダGPで急遽F1レースデビューを飾ることになったが、天候に翻弄される難しいレースを13位で終えている。 アルファタウリのフランツ・トスト代表はmotorsport.comに対し、ローソンはモンツァで開催されるイタリアGPに向けて、シミュレータ作業を行なう予定だと語っていた。 手術後、リカルドはインスタグラムに次のように投稿した。「やあ、みんな。今朝、手術を受けて、初めて金属を埋め込んでもらった。とてもクールだよ」「手を差し伸べてくれたみんな、ありがとう。これは後退ではなく、カムバックの一部なんだ」 レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、リカルドがシンガポールでのレース復帰を目指しているとの見方を示しながらも、自然の成り行きに任せると強調した。 彼は『Sky …読み続ける

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