大怪我免れたバニャイヤ、次戦サンマリノGPへの参加を目標に。僚友バスティアニーニは骨折の手術へ

 

 MotoGP第11戦カタルニアGPで転倒したフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)は大きな怪我は無かったこともあり、次戦サンマリノGPに参加することが目標となっているという。 バニャイヤはレース1周目のターン2の立ち上がりでハイサイドを起こして転倒。マシンから放り出され、コースの中央に着地したところをブラッド・ビンダー(KTM)が避けきれず、ビンダーがバニャイヤの脚を轢いてしまう形となった。 このクラッシュで深刻な怪我の可能性が心配されたバニャイヤだったが、病院での検査の結果、骨折など深刻な怪我を負っていないことが確認された。 バニャイヤは打撲などは負ってしまっているが、今週末に予定されているサンマリノGPに出場することを目指していると語った。「普通のハイサイドではなかったし、何が起きたのかを説明するのが難しい」とバニャイヤは言う。「とても奇妙なクラッシュだったけど、幸運にも深刻な事態には至らなかった。フォーメーションラップの時から、リヤタイヤがほとんどグリップしていなかったんだ」「来週末のサンマリノGPでコースに戻るために、あらゆることを試みるつもりだ」 またスポーティングディレクターのダビデ・タルドッツィもバニャイヤがサンマリノGPへの参加を目指していると認めた。「激しい転倒だったにもかかわらず、ペッコ(バニャイヤ)は何も骨折しなかった。彼は今日(日曜日)イタリアへ戻り、来週のミサノ戦で復帰を試みるつもりだ」 なおカタルニアGPではチームメイトのエネア・バスティアニーニもクラッシュして、左手中手骨と左足のくるぶしを骨折してしまった。彼は4日(月)にも手術を受ける予定だとドゥカティは明らかにしている。 …読み続ける

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