ペレスがフェルスタッペンに劣っているのは“南米出身”だから? レッドブルF1重鎮マルコ、ペレスに対する差別的発言を謝罪

 

 レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは、成績が思うように伸び悩むセルジオ・ペレスに対して人種差別的なステレオタイプ発言を行なったが、後にこれを謝罪している。 レッドブルのマックス・フェルスタッペンがイタリアGPで前人未到の10連勝を達成したのに対して、僚友ペレスはシーズン序盤の輝きを失っている。 マルコはフェルスタッペンに匹敵するパフォーマンスをペレスが発揮できないことについて批判を恐れず、レッドブルの自社チャンネルであるServusTVで出身に苦境の一因があるとの論説を展開した。「ペレスが予選で問題を抱えていることは分かっている。彼は(予選順位に)バラつきがあるんだ」とマルコは言う。「彼は南米出身で、マックスやセバスチャン(ベッテル)のように完全集中している訳じゃない」 マルコのコメントは南米出身者に対する侮辱であると同時に、ペレスの出身国であるメキシコは正式には北米大陸に位置しており、メキシコ国内でも波紋を呼んでいる。 ペレスのレッドブルでの進退に関して様々な憶測が飛び交う中での、この出来事。マルコの発言に対しては非難が集まり、ServusTVは9月8日(金)、マルコに代わって声明を発表し、発言を謝罪した。 ウェブサイトに掲載された声明にはこうある。「私(マルコ)は侮辱的な発言をしたことを謝罪し、どの国の、どの人種の、どの民族の人々についてもステレオタイプ化することはできないと信じていることを明確にしたいと考えている」「私はチェコ(ペレスの愛称)の今年のパフォーマンスにバラつきがあるということを指摘したかったのだが、それを彼の文化的背景のせいだとするのは間違っていた」 …読み続ける

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