F1パドックを訪れるファンに対し、ガスリーが再び注意喚起。ホスピタリティ内のドアを叩くなどの行為も
アルピーヌのピエール・ガスリーは、F1パドックでファンのいる雰囲気を楽しんでいると述べているが、モンツァでは混雑した制限エリアで混乱が起き、ガスリーは作業スペースへ行くのに苦労していた。
いつものように、選手権のヨーロッパラウンド最終戦であるイタリアGPは、通常より多くのゲストとVIPを引きつけた。しかしF1人気が高まっているということは、パドックにいる群衆の混雑の密度がおそらくこれまでで一番高かったということであり、ドライバーを含むF1関係者は、あるエリアから別のエリアへスムーズに移動できなかった。
そしてチームのホスピタリティユニットまで広がった騒ぎは、ガスリーにとって問題だった。ガスリーは、ファンがドライバーに向ける注目に感謝する一方で、イタリアではチームが業務を遂行するのに必要なスペースを提供するようファンに促し、よりいっそうの尊重を呼びかけた。
「僕はファンが好きだし、いつも立ち止まって時間を過ごしたい。でもここは当然ながら僕たちの仕事場なんだ」とガスリーは説明した。
「分刻みの予定があるし、ここは明らかに人の多いピットレーンのひとつだから、約束に間に合うように移動するのが難しい時がある」
「とても楽しいけれど、ホスピタリティ内のドアをノックする人たちまでいる。彼らはどうやって入り込んだのだろう」
「だから適切な仕事をするためのスペースを与えてもらう必要がある」
昨年メキシコで、ガスリーはすでにF1にパドックへの部外者の立ち入りをしっかり管理するよう促していた。ガスリーは自分のモーターホームに歩いていった際、なかに押し入ったファンが彼のバックパックを開けたのに気づいたのだ。
当時、ガスリーは「僕は昨日の朝にバッグを持ってホスピタリティに到着した。なかにはパスポートが入っていた。僕が気づかいないうちに開けられていたんだ」と説明した。
「僕も、僕のマネージャーも開けていないのは明らかだった。彼はバッグを見てすぐに閉じたからね。でも同じことはオースティンでも起きた。パドックから出た時にね」
「人を入れることに問題はないが、僕たちが必要としているスペースを尊重していないゲストがいることも事実だ」
「予選前に他のチームのガレージに入ってきて、写真撮影を求める人たちもいる」
「僕たちはここで仕事をしているし、できる限りファンのために時間を割いているのは言うまでもない」
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