F1シンガポールGP、4ヵ所目のDRSゾーン設置は見送り。チームの意見が一致せず

 

 F1シンガポールGPの走行開始を前に、バックストレートに4箇所目のDRSゾーンを追加するかどうかFIAは各チームに相談したが意見を一致させることはできず、少なくともFP1からDRSゾーンが追加されることはないようだ。 今季のシンガポールGPは外的要因でレイアウトが多少調整されているとはいえ、オーバーテイク不足が懸念されている。そのためドライバーたちはバックストレートに4つ目のDRSゾーンが追加されなかったことに驚きを隠せない様子だ。 レイアウトの変更は、最終セクター周辺で工事が行なわれることによるもので、特徴的な90度のターン16~19が、高速のキンク(小さなコーナー)を持つ長いストレートに置き換えられている。 ドライバーたちは金曜日のブリーフィングを利用してFIAにDRSゾーンの増設を働きかける予定だが、安全性への懸念から許可が下りる可能性は極めて低いだろう。 元々FIAはDRSゾーン追加も含めて変更に前向きだったものの、今週末を前に各チームに相談したところ、明確なコンセンサスを得ることができなかったという。「我々はDRSゾーンの追加について評価をしない」 motorsport.comに寄せられた声明にはそう記されている。「それは今年のレイアウト変更を受けて検討されたものであり、FIAは数週間前に全チームに連絡し、フィードバックと意見を求めた」「しかし、回答したチームからは明確なコンセンサスは得られず、安全シミュレーションの結果、これ以上この問題を進めないことが決定された」 motorsport.comの調べによると、検討期間は数ヵ月前から始まっていたようだがすべてのチームがFIAに回答したわけではないようだ。 …読み続ける

F1&雑談
小説
開発
静岡

小説やプログラムの宣伝
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです