2023年F1第16戦シンガポールGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)
2023年F1第16戦シンガポールGPの決勝レースで優勝〜5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝〜5位のドライバーはカルロス・サインツ(フェラーリ)、ランド・ノリス(マクラーレン)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)だ。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=5位(62周/62周)
今日はベストを尽くせたと思う。ペースは良かったけれど、セーフティカーのタイミングがついてなかった。それがなければ、トップ争いができる位置を走れただろう。
今日の戦略においては、ミスを一切しないことが重要だった。終盤はミディアムタイヤでポジションを上げていき、楽しむことができた。
今は、来週末の日本GPで優勝することを目標にしている。シーズン全勝を達成するためには、すべてのことが完璧でなければならない。今日のような日が来ることは分かっていたし、全く問題ないよ。
僕たちがどれほどの優位を築けるかということに、誰もが注目している。でも、実際にはそれがどんなに難しいことなのかということ、たくさんのことを正しく実行する必要があるということを、誰も理解していないんだ。
(レース後のインタビューで語り)セーフティカーに関してはすべてが不利に働いた。最悪のシナリオだったと思う。今日はやれることをすべてやったし、ペースも良かった。単に、セーフティカーのタイミングが不運だったんだ。セーフティカーが少しだけでも有利に働いていたら、トップのグループと戦っていただろう。
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=4位(62周/62周)
チームにとって良い結果になったので、とてもうれしい。この数週間、マシンへの理解を深めるためにたくさんの仕事に取り組んできた。その努力が今日報われたんだ。
週末を通して素晴らしい仕事をしたカルロスに、おめでとうと言いたい。
チームの計画は、僕はソフトタイヤでスタートして、ジョージの前に出て、その位置を維持するというものだった。正しい選択だったし、うまくいったよ。
セーフティカー出動時にピットに入った時、トラフィックでポジションをいくつか落としてしまったのはついてなかった。それでも今日、僕たちはレースをとてもうまく実行したので、僕としてもハッピーだ。
全体的なパフォーマンスとして、一歩前進したのを見ることができてよかった。来週の日本GPでそれを改めて確認したい。
■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
決勝=3位(62周/62周)
今週末は、一か八かの勝負をして、他チームとは異なるタイヤ戦略を採った。今日のレースは2回ストップが良いと感じていた。チームが素晴らしい仕事をしてくれたおかげで、上位に復帰することができた。
スタート後の1コーナーの件で、ポジションをふたつ返さなければならなかったのは残念だ。でもその後も懸命にプッシュし続けた。
今週末を通して、このマシンを100パーセント快適に感じることができなかった。それでも今日は幾分良くなった。昨日同じ感触を持てていたら、フロントロウをかけて戦うことができたと思う。それができていたら、今日のレースは全く違っていたよね。そうはいっても、表彰台に乗ることができてうれしいよ。
ジョージはものすごく不運だった。前のドライバーたちをつかまえようとして、僕たちは必死にプッシュしていた。そのためにタイヤがとても熱くなってしまった。彼は週末を通して素晴らしいパフォーマンスを見せていた。この経験から必ず立ち直ることができるはずだ。
次の日本を楽しみにしている。何ができるか見てみよう。
■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラワン・チーム)
決勝=2位(62周/62周)
信じられないよ。カルロス(・サインツ)、シャルル(・ルクレール)、ルイス(・ハミルトン)、ジョージ(・ラッセル)、そして僕が最初から最後まで本当に激しくプッシュしあった。レース終盤は、精神的にもかなりキツかったけど、それに耐えたことが結果につながった。
メルセデス勢がピットに入った時点で、これは厳しい戦いになると思っていた。そこから彼らが抜かなければならないクルマも、それほど多くはなかったからね。だけど、僕は彼らを抑えきった。あの状況でやるべきことをやって、2位でポディウムに上がったのだから、超ハッピーだよ。
本当に素晴らしいチームだ。僕にこのクルマを与えるための彼らのハードワークには、どんなに感謝しても感謝しきれない。オスカーがよく戦って7位まで順位を上げ、ポイントを確保してくれたのも良かった。このステルス・モードのカラーリングでクルマはとてもカッコよく見えたし、チームにとってすごくいい結果を残せた。日本でどこまでやれるか、楽しみにしているよ。
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=優勝(62周/62周)
最初から素晴らしい週末だった。チームはサーキットの現場でも、マラネロでも、膨大な作業に取り組んできた。彼らはこの勝利に値する。チームとティフォシに勝利を捧げることができて、誇らしく思うよ。
週末を通して完璧な仕事を遂行した。レースの最初から最後までペースをコントロールし、レース終盤にはスリリングな展開になったけれど、ランドにDRSを与えることで、完璧に管理した。
早めにタイヤ交換をしたので、タイヤを長く持たせなければならなかった。終盤は限界に達していたが、なんとかうまくやり切ることができたので、とてもうれしい。
今夜はお祝いだ。でも明日からは鈴鹿に向けて準備を始める。この調子を維持していこう。
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