F1日本GP FP2:初日はレッドブルのフェルスタッペンが最速、ルクレール&ノリスが続く。ガスリーが終盤にクラッシュ
2023年F1第17戦日本GPのフリー走行2回目が行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がトップタイムをマークした。2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はランド・ノリス(マクラーレン)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は18番手だった。
気温28度、路面温度39度、湿度64%というコンディションで、15時にセッションがスタート。FP1に引き続き、このFP2でも新しいC2タイヤのテストが行われる。FP2は予選や決勝レースと同じ時間帯に行われるため、土曜日以降に向けて非常に重要なセッションだ。ソフトタイヤで走り始めたフェルスタッペンが1分31秒377でトップに立ち、ミディアムタイヤのノリス、アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)が続く。角田は序盤にハードタイヤで7周を入りピットに戻った。
セッション中盤に入ると多くのマシンがソフトに履き替え、ノリスが1分31秒152でトップに浮上。その後5番手につけていたルクレールが1分31秒008でノリスを0.1秒ほど上回りトップに立った。チームメイトのカルロス・サインツも1分21秒237で3番手につけている。アルファタウリもソフトを投入しリアム・ローソンが1分32秒141、角田が1分32秒178だ。
フェルスタッペンも1分30秒688とトップタイムを更新し、終盤はテストタイヤで走行。それ以外のマシンは通常のタイヤでロングランに取り組んでおり、上位ではセルジオ・ペレス(レッドブル)やルクレール、サインツ、アルボンなどがユーズドのミディアムで、ノリス、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)に加え、ローソンや角田などがユーズドのソフト。ラッセルは「このタイヤは一発しか走れないようだ」と無線で伝えている。またアルファロメオの2台とローガン・サージェント(ウイリアムズ)は新品のハードタイヤだった。
残り時間3分を切ったところで、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)がデグナーのふたつ目で曲がり切れずにアウト側のウォールにクラッシュしたためイエローフラッグが出された。その後赤旗に変わり、セッションは再開されずこれで終了となった。トップのフェルスタッペンは唯一の1分30秒台をマークし、ルクレール、ノリス、サインツ、ラッセルと前戦シンガポールGPで速さを見せたドライバーらがトップ5に並ぶ。6番手以下はアロンソ、アルボン、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、ペレス、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)というトップ10で、アルファタウリはローソンが15番手、角田が18番手だった。
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです