アルボン「スタートの見直しと改善が必要。悪いタイミングで悪い位置にいて弾き飛ばされた」ウイリアムズ F1第17戦決勝
2023年F1第17戦日本GPの決勝レースが行われ、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンとローガン・サージェントはともにリタイアでレースを終えた。
■アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ・レーシング)
決勝=DNF(26周/53周)
あれほどの衝撃に耐えられるほど、丈夫に作られているクルマなんてない。スタートが良くなかったために、ああいうことになったとも言えるから、その点については見直しと改善が必要だろう。ともあれ、僕は悪いタイミングで悪い位置にいて、弾き飛ばされたということだ。1周目からダメージを抱えての戦いになり、事実上そこでゲームオーバーになった。残念だね。ここでのレースはちょっとした消耗戦になりがちだから、そのまま我慢して走り続けて、何が起きてどんな展開になるか様子を見ようと思っていたんだ。けれども、結局はクルマを止めてリタイアしなければならなかった。
■ローガン・サージェント(ウイリアムズ・レーシング)
決勝=DNF(22周/53周)
最初の数周がだいぶドタバタしていたのは確かだね。ピットレーンからスタートしたらコース上がいきなりデブリだらけで、パンクするんじゃないかってヒヤヒヤしたよ。
あのインシデントに関しては、僕の立場から言うと、ターン11でブレーキを踏んだ瞬間にフロントをロックさせてしまった。それはこっちのミスだけど、(バルテリ・)ボッタスも僕がロックアップしたのを見ていなかったから、ああいう動きをしたのだと思う。残念なことに、あの接触の後にリタイアすることになった。
クルマは、このサーキットでもそれなりのポジションを争える感じで、特に予選ではペースもまずまずだっただけに、レースをフィニッシュすることさえできなかったのが悔しい。気持ちを切り替えて、次のカタールに照準を合わせていくよ。
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