F1カタールGPが2023年トロフィーを発表。日本GPに続きピニンファリーナがデザインを担当

 

 F1日本GPのトロフィーは、タイトルスポンサーのレノボが、イタリアのデザイン会社ピニンファリーナと提携して特別に製作した、世界初の、キスで起動する画期的な仕組みを備えたものだった。

 F1マシンのエアインテークをモチーフにした形状のこのトロフィーには、受け取ったドライバーと対話するインテリジェント技術が組み込まれた。ドライバーがキスをすると、トロフィーにそのドライバーの国旗を表すカラーが映し出されるという機能だ。『Kiss Me(キスして)』スポットにドライバーがキスをすると、タッチセンサー式のマイクロスイッチが起動し、トロフィーのライトがそのドライバーの国旗のカラーに光るものだった。

 日本GPのトロフィーのデザインにはピニンファリーナスタジオのアメリカ子会社が関わったが、続くカタールGPに関しては、ピニンファリーナのイタリアのスタジオがトロフィーの制作を手掛けた。

 ピニンファリーナはF1の力強さからインスピレーションを得て、最近改修されたロサイル・インターナショナル・サーキット(LIC)の魅力を捉えたトロフィーを制作した。トロフィーの開発と制作は、ピニンファリーナとLICとの3カ月にわたる共同作業によって進められた。

 このプロジェクトには、経験を積んだ熟練の職人が関与した。カタールの砂丘に敬意を表して、波のようなパターンが巧みな手作業で作られ、深い紫色の樹脂製の盾には、伝統的なサドゥ絨毯を象徴する幾何学的なスタイルが取り入れられ、深みと鮮やかなタッチが加えられた。サテンアルミニウムによる仕上げがトロフィーの気品を高め、ピニンファリーナの特徴的なスタイルが映し出されている。こうした要素の組み合わせにより、カタールの文化と、モータースポーツの中心地としてのロサイルのアイデンティティを讃えているということだ。

 ピニンファリーナは、カスタムデザインクリエーションに特化したアトリエであるピニンファリーナ・セーニョを通じて、レーザープリントなど最先端技術を活用し、現代的なデザインを維持しながらカタール独自の要素を反映させた。約3.6kg、高さ55cmのこの新しいトロフィーは、2021年カタールGPのトロフィーのある要素は残しながらも、成長を続けるカタールのモータースポーツ文化について、独自の革新的な視点を表現、カタールの伝統と現代的な対比を象徴するものとなっている。

「このトロフィーは、精密性とクラフトマンシップに対するピニンファリーナのコミットメントの証だ。これは我々の共通の価値観を体現しており、デザインとカタールのレースに対する深く根ざした情熱双方の頂点を表している」と、カタール自動車バイク連盟とロサイル・インターナショナル・サーキット会長を務めるアブドゥルラフマン・ビン・アブドゥラティフ・アル・マナイは語った。

「ロサイルのこのトロフィーは、進歩が速く、自然と豊かな文化が国の本質となっているカタールを讃えるものになるだろう」とグループ会長のパオロ・ピニンファリーナはコメントしている。

「ピニンファリーナはこうした要素と、パフォーマンス、エアロダイナミクス分野の遺産からインスピレーションを得て、新しいロサイル・サーキットを象徴するトロフィーを制作した」

「熟練した職人たちの高いスキルによる技術に感謝している。デザインは素晴らしいアート作品となった」

 ピニンファリーナのスタジオは、1930年にバッティスタ・ファリーナによって設立された。彼は1950年の最初のF1世界選手権を制したジュゼッペ・ファリーナの叔父にあたる。

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