バトン、F1カタールGPで起きた熱中症問題に「ドライバーたちが声を上げるまでは変わらない」

 

 F1カタールGPでは、厳しい暑さと湿度でドライバーたちの肉体が限界に達する状況となった。FIAはこの件の調査と対処を約束したが、元F1ドライバーのジェンソン・バトンはドライバーたちが声を上げなければ状況は変わらないだろうと主張している。 カタールGPでは、タイヤトラブルの懸念があったことから1セットのタイヤで走れる距離が制限され、各ドライバーがレース中ずっとフルプッシュしなければならない展開となった。その上、暑いコンディションに見舞われたことなどもあり、ドライバーのフィジカル面では厳しいレースとなった。 ウイリアムズのローガン・サージェントは脱水症状でリタイアを選び、アルピーヌのエステバン・オコンはレース中に嘔吐、アストンマーチンのランス・ストロールは何度も意識が飛んだと話している。 これについてFIAは、「F1ドライバーはエリートアスリートとはいえ、健康や安全が脅かされるような状況下で競技を行なうことを期待されるべきではない」と述べ、調査を約束した。 バトンは現地にいたわけではないものの、ドライバーたちがカタールGPで直面した問題にはコースの特性も関係していると考えている。「僕はその暑さを体感したわけではないが、カタールの大きな問題のひとつは、ドライバーたちがコースのいたるところで高いGフォースに晒されていることだ」「暑さについては……僕が言いたいのはこれまでにも暑いレースはたくさんあったということだ」「でも最大の問題は、彼らの身体が長い間、呼吸ができないほど高い横Gに晒されていることだと思う。酸素を血液に取り込むことができないんだ。それが大きな問題だと思う」 …読み続ける

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