ドゥカティ、陣営内の争い巡る憶測に不快感「マルティンにタイトル争って欲しくないという考えは間違っている」

 

 MotoGP第15戦インドネシアGPでは、決勝レースでフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)が勝利し、再びランキングトップに立った。バニャイヤとタイトルを争うライバルのホルヘ・マルティン(プラマック)が転倒したことが大きな要因となったが、この転倒をドゥカティが喜んでいるという言説に、チーム上層は不快感を示した。 インドネシアGP開幕時点では、ランキング首位のバニャイヤと2番手のマルティンは3ポイント差だった。それがスプリントレース後には逆転され、マルティンが7ポイントリードする形となっていた。 決勝レースもマルティンは速さを見せてトップを快走。13番手スタートのバニャイヤは大きく3番手まで挽回していたが、そのままではさらにポイント差を広げられてしまう状況にあった。ただレース中盤にそのマルティンが転倒を喫したことで状況は一変。バニャイヤが優勝したことも合わさり、再びランキング順位は入れ替わり、マルティンが18ポイント差のビハインドとなった。 こういったレース展開は、サテライトチームに負けるのをよしとしないファクトリーチームとしては、喜ばしいモノだったという見解もある。ただドゥカティ側は、マルティンの勝利を望んでいなかったというような言説に対し、不快感をにじませている。 スポーティングディレクターを務めるパオロ・チアバッティは、GPOneに対し次のように語った。「ああいった物言いにはイライラさせられる。ファクトリーチームとプラマックが同じバイクを使っていることは、知っているだろう」 …読み続ける

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