PP争いに加わったハミルトン、メルセデスの改良版フロアを称賛「すべてがレベルアップ。この2年間で初めて」/F1第19戦
スプリントフォーマットでのF1アメリカGP金曜予選で、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がポールポジションを獲得、2番手にはランド・ノリス(マクラーレン)、3番手にはルイス・ハミルトン(メルセデス)が続いた。ルクレールとの差はノリスは0.130秒、ハミルトンは0.139秒という、僅差のポールポジション争いだった。
今回、フェラーリとマクラーレンはアップデートを持ち込んでいない。ノリスは「2番手という結果にはすごく満足だ」と語った。
「マシンのペースは素晴らしくて、良いラップを走ることができ、日曜決勝のフロントロウを確保することができた。もう少しやれた可能性はあるけれど、それはシャルルも同じだろうし、全体的に今日の予選には満足している」
「明日は良い結果を出してポイントを獲得するチャンスなので、そのことに集中していく。スプリントではもうひとつ上を目指すよ」
メルセデスは、今回フロアボディとフロアエッジにアップデートを入れている。チームによると、これがシーズン最後の重要なアップデートであるということだ。
予選後、メルセデスのトラックサイド・エンジニアリングディレクター、アンドリュー・ショブリンは、アップグレードについて次のようにコメントした。
「スプリントレースの週末は、プラクティスの時間が限られるので常に難しい。そこにアップデートキットを持ち込むとなると、さらに大きなチャレンジに直面することになるのだ。データを見ると、アップグレード版フロアは期待していたとおりの効果をもたらしているようだ。ドライバーたちはメリットを感じているので、励みになる」
ハミルトンは、予選後の会見で、「チームがマシンを改良してくれたことに本当に感謝している。全員がこのアップグレードを持ち込むために懸命に働いた」と語った。
「僕たちはマクラーレンやフェラーリ、そしてレッドブルにさえ近づくことができた。これはチーム全員の努力の賜物だ」
「マシンの感触はほぼ変わらないけれど、すべての部分が大幅にレベルアップしている」
「僕にとっては、この2年のなかで(改善を)本当に感じ取ることができた最初のアップグレードのひとつだ。だからポジティブだよ。高い競争力を発揮するためには、こういったステップを2回か3回繰り返していけばいい。僕たちチームにはそれができるはずだ」
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