マクラーレンのランド・ノリスは、F1オーストリアGPのスプリントで10位フィニッシュ。3番手というスタート位置からすれば大きく後退したが、原因はアンチストールだったという。
　今週末、マクラーレンはノリスのマシンに大きなアップデートを投入。その効果もあってか、ノリスは好調な滑り出しを見せた。初日の予選では4番手を確保し、スプリント・シュートアウトでも3番グリッドを獲得した。
　しかし、ノリスはスプリントのオープニングラップで大きく後退し、9位フィニッシュという結果に終わった。
　彼がポジションを下げたのは、スタートから彼の前で繰り広げられたレッドブル同士の争いに巻き込まれ加速が鈍ったことが大きな原因だと見られていた。しかしノリス曰く、接触は避けたものの、ターン3でアンチストールが有効になってしまったことが全ての原因だったという。
「ちょっとリヤを流してしまって、それでアンチストールが入ってターン3で空ぶかしになってしまった。そのせいで全てが犠牲になった。なぜそうなったのか分からないんだ」
　ノリスはSky …読み続ける