フェルスタッペン最速、角田&リカルドがトップ10【タイム結果】2023年F1第20戦メキシコシティGPフリー走行3回目

 

 2023年F1第20戦メキシコシティGP(メキシコGP)のフリー走行3回目が行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がトップタイムをマークした。2番手はアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)、3番手はセルジオ・ペレス(レッドブル)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は7番手だった。

 気温21度、路面温度41度というコンディションで、現地時間11時半にセッションがスタート。序盤はコース上のマシンも少なかったが、開始10分をすぎると徐々に増えていき、ソフトタイヤ勢がタイムシートの上位に並ぶ。メルセデスのジョージ・ラッセルが1分18秒644、ルイス・ハミルトンが1分19秒214でワンツーに並び、フェラーリ、マクラーレンの4台が続いた。角田は1分20秒520で7番手だ。

 開始20分をすぎてコースに出たレッドブル勢はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が1分18秒429でトップ、セルジオ・ペレスは1分18秒787で3番手につける。アルファタウリはダニエル・リカルドがミディアムタイヤを投入し、1分18秒944で4番手に浮上した。一方の角田はソフトでロングランに集中しており、そのほか多くのドライバーも同様にロングランに取り組んだ。

 セッション後半にはローガン・サージェント(ウイリアムズ)がいちはやく2セット目のソフトを投入し、1分18秒718で4番手。僚友アレクサンダー・アルボンはミディアムでの走行後に1セット目のソフトを履き、1分17秒957で一時トップに立つなど金曜に引き続きウイリアムズが速さを見せる。終盤はロングランを終えたマシンが最後の予選練習を行うなかフェルスタッペンが1分17秒887でトップに浮上し、アルボン、ペレスというトップ3でセッションが終了。フェラーリ勢は他車に引っ掛かるなどしてタイムを上げることができなかった。

 アルファタウリは角田が7番手、リカルドが9番手と揃ってトップ10に入ったが、角田はパワーユニット(PU)とギヤボックスの全エレメントに新しいものを投入したためグリッド降格が決まっている。

アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)
2023年F1第20戦メキシコシティGP アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)
セルジオ・ペレス(レッドブル)
2023年F1第20戦メキシコシティGP セルジオ・ペレス(レッドブル)

■2023年F1第20戦メキシコシティGPフリー走行3回目 リザルト

Pos. No. Driver Team Time Laps
1 1 M.フェルスタッペン レッドブル・レーシング 1’17.887 19
2 23 A.アルボン ウイリアムズ 1’17.957 19
3 11 S.ペレス レッドブル・レーシング 1’18.026 19
4 63 G.ラッセル メルセデス 1’18.248 20
5 81 O.ピアストリ マクラーレン 1’18.392 22
6 77 V.ボッタス アルファロメオ 1’18.437 26
7 22 角田裕毅 アルファタウリ 1’18.450 26
8 4 L.ノリス マクラーレン 1’18.480 21
9 3 D.リカルド アルファタウリ 1’18.499 15
10 44 L.ハミルトン メルセデス 1’18.522 21
11 2 L.サージェント ウイリアムズ 1’18.718 15
12 24 周冠宇 アルファロメオ 1’18.917 21
13 16 C.ルクレール フェラーリ 1’18.970 22
14 18 L.ストロール アストンマーティン 1’19.094 21
15 55 C.サインツ フェラーリ 1’19.293 23
16 27 N.ヒュルケンベルグ ハース 1’19.320 18
17 14 F.アロンソ アストンマーティン 1’19.471 21
18 10 P.ガスリー アルピーヌ 1’19.509 19
19 20 K.マグヌッセン ハース 1’19.573 9
20 31 E.オコン アルピーヌ 1’19.839 19
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