中上貴晶、タイGP決勝は14位でポイント獲得。しかし「正直ガッカリ。序盤が遅かったことでツケを払った」

 

 LCRホンダの中上貴晶はMotoGPタイGP決勝で14位フィニッシュとなった。ポイントこそ獲得したものの、彼はペースを発揮できるようになったのが遅く結果に繋げられなかったこともあり、ガッカリしていると話した。 中上は予選16番手から挑んだスプリントでは、1周目に11番手までポジションを上げたものの、2周目に痛恨の転倒。そのため19位と厳しい結果に終わってしまった。 決勝レースは転倒後も走り続けたデータを活かしたいと語っていた中上。だがリヤタイヤをスプリント時のミディアムからハードに変えて挑んだ決勝は、ペースがあがらず後方グループでの戦いが続いた。 後半に入るとペースをあげてジャック・ミラー(KTM)やラウル・フェルナンデス(RNF)を追い抜いたものの、すでにタイミングとしては遅く、14位でのフィニッシュとなった。 「正直自分に少しガッカリしています。レース序盤、ウォームアップでもそうでしたがリヤタイヤのグリップがなく、ペースを発揮できませんでした」 中上はそう語る。「リヤのハードタイヤは様々な場所でスピンしてしまっていたんです。今日はいいスタートができましたが、ポジションを上げられませんでした。そしてレース序盤は集団に囲まれてしまいました」「レースを通じてジャックの後ろを走っていましたが、レース終盤にはペースもトップ5や6と同じく悪くありませんでした。ですが序盤が遅すぎたことで、大きな代償を支払うことになっていました」「ジャックとフェルナンデスを追い抜くことができ、ポイントは獲得できましたが少しガッカリしています。今週末のレースペースはかなりよかったですからね。ですから最終的な結果は残念です」 また中上はタイGPのレースウィークを通して戦略を変更しており、現状最も好調を見せているドゥカティ勢の後ろを追いかけてタイムを稼ぐ方針に従っていたと明かしている。次戦マレーシアGPも長い直線のあるコースとなっているため、この戦略は継続してくつもりだという。「今週末はFP1、プラクティスと異なる戦略を試していました。他のライダー、特にドゥカティですがフォローすることです。スリップストリームからコンマ1秒、コンマ2秒のゲインが得られます」「この効果は大きなモノです。次のマレーシアは御存知の通り長いストレートがありますし、マルク(マルケス/レプソル・ホンダ)のように、パフォーマンスを最大化してラップタイムにつなげるためにこの戦略を取るつもりです」「マレーシアでグリッドポジションを改善したいと思っていますし、そうすればより良い結果などを得やすくなると思います」Aditional …読み続ける

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