ウイリアムズのアルボン、ランキング7位争うアルファタウリに徹底抗戦誓う「ここが踏ん張り時……でもアグレッシブに攻めていくよ!」

 

 2023年シーズンも後半に差し掛かり、残るはスプリント週末のサンパウロGPを含めた3戦。ウイリアムズはアルファタウリとランキング7位争いを展開しているが、ドライバーのアレクサンダー・アルボンは、“耐える”戦いになると考えている。 ウイリアムズは数ヵ月前にマシン開発の焦点を2024年シーズンに切り替え、新しいパーツを今季マシンFW45に投入していない。その一方で、7番手のウイリアムズを追うライバルのアルファタウリ、ハース、アルファロメオはマシン開発を継続している。 中でもアップデートを成功させたアルファタウリは、アメリカGPで角田裕毅が8位入賞+ファステストラップ、メキシコシティGPではダニエル・リカルドが7位入賞。直近2戦で計11ポイントを稼ぎ、ランキング最下位を脱出して8番手までジャンプアップした。 ウイリアムズとの差は12ポイントと少々開いているものの、アルボンは“古巣”でもあるアルファタウリが残り3戦でポイント差を縮めてくる可能性があるとの考えを語った。 サンパウロGPを前にアルファタウリの躍進についてmotorsport.comがアルボンに尋ねると、彼は次のように答えた。「脅威はとても現実的だと思う」「彼らはアップデートを投入して、すぐに大きなステップを踏み出したと思う。同時に、彼らは1年を通してどんどん力を開放してきたみたいだ」「ペースという点では、彼らが僕らを追い越した。(アップデート後)彼らはいくつかのサーキットを走ったけど、このサーキット(サンパウロ)もその例に漏れず、彼らのマシンによく合っている。彼らは低速コーナーで強いみたいだから、厳しい戦いになりそうだ」「最後の数レースは、なによりも踏ん張ることが重要になる。でもそういう考え方はしたくない。むしろアグレッシブに攻めていきたい。でもトリッキーになるだろうね」 …読み続ける

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