パワーユニット部門に積極的な設備投資を行うアルピーヌF1「次の世代の開発に備えている」と責任者
BWTアルピーヌF1チームのパワーユニット部門責任者であるブルーノ・ファミンは、新体制のもとでチームが正しく機能していることを強調し、アルピーヌがパワーユニット部門において積極的な設備投資を行っていることを明かした。
「新規則導入後100戦以内にチャンピオンシップを争う」という目標を掲げるアルピーヌは、チーム力の向上を目指し、2022年に大幅な組織体制の変更を行った。
2021年シーズンまでエグゼクティブディレクターを務めていたマルチン・ブコウスキーとノンエグゼクティブディレクターを努めていたアラン・プロストが離脱し、2022年シーズンは新たに元アストンマーティンF1のオットマー・サフナウアーがチーム代表に就任し、エグゼクティブディレクターとしてファミンを迎え入れた。
ファミンは『The Race』に対し、「我々は完全に同じラインに立ち、部下に正しいメッセージを送ることができている」と語り、チームの新体制が機能していることを強調。チームは「すべてが正しい方向に向かっている」として、サフナウアー代表に対する信頼感と好調のチームに対する自信をにじませた。
さらにファミンによると、アルピーヌは人事面以外でも体制の強化を図っているという。彼は『マルカ』紙に対して、アルピーヌがフランスのビリー・シャティヨンにあるパワーユニット関連施設への積極的な設備投資を行っていることを明かした。
「我々はパワーユニットとエンジンのための新棟を用意した。古い建物の1階部分をまるごとリノベーションしているんだ」
「新しい設備、新しいダイナモメータ、新しいベンチ、新しいものに投資し続け、次の世代の開発に備えている」
ファミンはプジョー・スポール代表としてル・マン24時間レースなどを経験。FIAでオペレーションディレクター職を担ったあと、今季からはアルピーヌでパワーユニット部門の責任者を務めている。
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです