2022年F1第6戦スペインGP決勝トップ10ドライバーコメント(1)
2022年F1第6戦スペインGPの決勝レースで6位~10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位~10位のドライバーはバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)、エステバン・オコン(アルピーヌ)、ランド・ノリス(マクラーレン)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、角田裕毅(アルファタウリ)だ。
■スクーデリア・アルファタウリ
角田裕毅 決勝=10位
ものすごくタフなレースでした。コース上はとても暑かったですし、ポイント圏内に入るために常にバトルをしている状態で、プレッシャーがかかっていました。
今日の自分のパフォーマンスにも、決勝結果にも、とても満足しています。週末を通して快適に走れていなかったので、ポイント争いができたことは大きな前進でした。
それでも中団のさらに上位に入るためには、やるべき仕事はたくさん残っていると思います。
■BWTアルピーヌF1チーム
フェルナンド・アロンソ 決勝=9位
とりわけ昨日の予選が悪かったので、今日はポイント圏内でフィニッシュできて本当によかった。とても満足している。今日の雰囲気は特別で、最後尾からのスタートだったにもかかわらず、ファンになんとかショーを見せることができたと思っている。ちょっと優勝したような気分だ。願わくばここから連続してポイントを獲得していきたい。日曜日に関してはまだ改善が必要だと思うけれど、今日僕たちはいい仕事をしたし、うまくやれた。
マイアミと木曜日を振り返ってみると、今は違った見方をできるかもしれない。マイアミでスチュワードは彼らの仕事をしたけれど、おそらく僕たちが非常に感情的になっているときは、マシンのなかでまた違った見方をするだろう。僕はFIAの考えを全面的に支持しているし、ファンに向けたショーを改善するため彼らと協力したい。
■マクラーレンF1チーム
ランド・ノリス 決勝=8位
今日はタフだった。レース前は本当に気分が悪かった。扁桃炎にかかっているんだ。それに気温の高さも加わって、経験したなかで最もハードなレースのひとつになった。
今週末は、エネルギーのほとんどが病気と戦うのに費やされてしまっていたため、良い戦いができる状態ではなかった。エンジニアリングセッションを欠席せざるを得ず、そのために万全な週末を送れなかった。このグランプリに向けて、完璧な準備を整えることもできなかった。そうしたことを考えれば、チームのためにある程度のポイントを獲得してレースを終えられたのはよかったと思う。
チームはマシンのパフォーマンスを上げるために懸命に取り組んでくれているから、今週末にある程度成果を得ることができてうれしい。これから数日間、データを見て、マシンからさらにパフォーマンスを引き出せるかどうかを調べる。そして、モナコに向けてしっかり準備をするよ。
■BWTアルピーヌF1チーム
エステバン・オコン 決勝=7位
本当にうれしい。2台で好結果を出せたのは、チームにとっていいことだ。昨日の(予選の)ことを考えると、これは僕たちが望むことができた最高の結果かもしれない。今日達成したことを誇りに思っていい。
第1スティントは、何度か良いオーバーテイクもできて、とてもうまくいった。全体的に、これ以上ない出来だったと思う。
後方からスタートしたフェルナンドがポイント圏内に入ったのも素晴らしいことだ。ここはバルセロナだけに、なおさらよかった。
土曜日は難しい状況だったが、今日僕たちは、ペースがあるということを証明した。マシンはうまく機能していたし、こういう結果を出せて本当にうれしい。今夜はよく眠れそうだ!
■アルファロメオ・F1チーム・オーレン
バルテリ・ボッタス 決勝=6位
今日は多くのポイントを獲得できたし、ポジティブなことをたくさん得ることができた。レースを通してペースが本当に強力で、前にいるビッグチームとバトルができたのは良かった。僕たちがどれだけ進歩しているか、持ち込んだアップグレードにどれだけ効果があるかがはっきりしたね。
終盤、アグレッシブにリスクを取る戦略を選んだ。他のドライバーたちが3ストップで走るなか、僕たちは2ストップで行ったんだ。でも成果は出なかった。ミディアムタイヤの寿命が予想より短く、レース終盤に苦戦することになったんだ。それでも好結果を持ち帰ることができたけどね。
今ではモナコをとても楽しみにしている。僕たちのマシンはあのコースとかなり相性がいいはずだ。
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