F1モナコGP決勝速報:レッドブルのペレスが、雨に翻弄されたモナコGPを制す。角田裕毅17位
F1第7戦モナコGPの決勝レースがモンテカルロ市街地コースで行なわれ、セルジオ・ペレス(レッドブル)が優勝を手にした。
2022年のF1モナコGPは、スタート直前に降り始めた豪雨の影響でスタート時刻が遅延。セーフティカー先導でのフォーメーションラップが行なわれたものの、ひどい雨がコースを濡らし、所々に川が流れる状態となった。とてもではないがF1マシンが走れる状況ではなく、レースは赤旗中断が宣言された。
再開後はフェラーリ勢がリードするが、雨が小康状態となった中、早々にタイヤ交換を決断したセルジオ・ペレス(レッドブル)が首位に立ち、レッドブル勢とフェラーリ勢が交互に連なる上位集団となった。そしてコースは徐々に乾いていった。
ただミック・シューマッハー(ハース)がプールサイドシケインで大クラッシュしたことが原因で赤旗中断。残り時間45分というところでレースが再開された。
先頭でレース再開を迎えたペレスは、後続を引き離してそのまま逃げ切るかに見えたが、レース最終盤に失速。上位4台がひとかたまりとなった。
ただペレスはなんとかカルロス・サインツJr.(フェラーリ)以下の猛攻を凌ぎ切りトップチェッカー。今季初優勝、モナコGP初優勝を手にした。2位にはサインツJr.、3位にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が4位となった。
アルファタウリの角田裕毅は17位でのフィニッシュとなった。
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