「ドゥカティ勢に引っかかってしまった」エスパルガロ兄、アプリリアで”4連続”表彰台も満足せず
MotoGP第8戦イタリアGPで3位表彰台を獲得したアプリリアのアレイシ・エスパルガロだが、彼はさらなる好リザルトを望んでいたという。
エスパルガロは契約更新を果たし、このチームの母国戦へ臨んでいた。予選では7番手に留まったが、スタートからポジションを上げて、終盤には3番手へ浮上。ランキングを争うファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)には先着を許してしまったものの、4戦連続の表彰台という結果を持ち帰った。
彼は今回、チームの母国戦で表彰台に上れたことを喜んでいる。その一方で、3位以上の結果を望んでいたとも語った。
「とてもハッピーだ。ムジェロは特別な場所だからね」と、レース後にエスパルガロは語った。
「ホームグランプリだし、試せることは全部やったよ」
「最終的に勝利を争うことはできなかった。けれどペース面では、ペッコ(フランチェスコ・バニャイヤ/1位/ドゥカティ)や、ファビオより遅いということはなかった」
「今日、ドゥカティ勢を追い抜いていくのは難しいだろうと分かっていたんだ。彼らを追い抜くのに15周ほどは費やしてしまっていたしね。すごく集中していたし、勝つために全力だった。でもドゥカティ勢との戦いでタイムをロスしてしまった。ルーキーだろうと、彼らをオーバーテイクするのは難しかったんだ」
「もう少し良い結果を望んでいた。アプリリアにとって重要な週末だというのは分かっていたし、レース前には少しリスクを冒さなければとも思っていた」
エスパルガロは8戦を終えてランキング首位のクアルタラロから8ポイント差。非常に好調なシーズンを過ごしているが、「もっと良くしなければ」と語っている。
「ウチのバイクはドゥカティと直線で同じかそれ以上だと思う。ブレーキングではベストなバイクだと思うし、ヤマハやドゥカティよりも優れている。だけどブレーキングを終えたあとはちょっと劣っている。フロントへの負荷が高すぎるのかもしれないから、改善が必要だ」
「ル・マンではエンジンに苦しんでいたけど、今日はそうではなかった。エンジニアのみんなをまず称えたよ。それから今朝のウォームアップではマーベリック(ビニャーレス/チームメイト)にかなり助けられた」
ポイントランキングではクアルタラロとの差が広がってしまったが、エスパルガロは今回、アグレッシブさが足りなかったと考えている。
「ファビオはオーバーテイクで僕よりもう少しアグレッシブだったんだ。それで僕がタイムをロスしていたのは、ちょっと悔しいね」
「それが、僕はオーバーテイク時によりアグレッシブになる必要があると理解させてくれた」
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