予算制限をクリアできないとクビになる! ハース代表、インフレによるコスト増も「やり遂げるのが私の仕事」
ハースでチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、世界的なインフレにより輸送コストなどが急増しているものの、予算制限額を引き上げる訳にはいかないと考えている。
2021年シーズンからF1に導入された予算制限。導入2年目の2022年シーズンは1億4500万ドル(2022年6月現在のレートで約188億円)という予算制限が各チームにかけられているものの、世界的なインフレとロシアのウクライナ侵攻に伴うエネルギー価格の上昇などによって、レッドブルやフェラーリ、メルセデスといった規模の大きいF1チームとしては、制限内の予算で1シーズンを過ごすことがさらに厳しくなった。
メルセデスのトト・ウルフ代表曰く、輸送と電力のコストは昨年比で3倍近くまで跳ね上がっており、約1000万ドル(約13億円)のコスト増となっているという。レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、上限を越えないためにレースを欠場する可能性さえあるとして、予算制限の引き上げを訴えている。
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