ウイリアムズF1代表「シーズン中にドライバーを交代する計画はない」と主張。2023年に向けては様々な選択肢を検討
ウイリアムズF1のチーム代表を務めるヨースト・カピートは、チームがニコラス・ラティフィのシートをシーズン終了まで保持すると明言しているが、2023年の選択肢は引き続きオープンにしておくと述べている。
ラティフィは今シーズン期待外れの結果が続き、チームメイトのアレクサンダー・アルボンとのパフォーマンス差もあることから、彼のウイリアムズにおける将来は短いのではないかという疑念が生じている。27歳のラティフィはウイリアムズで3年目を迎えているところだが、最近彼はマシン内部に隠れている根本的な問題が自身のパフォーマンスを落としているとほのめかした。
ラティフィが苦境にいるなか、ウイリアムズがシーズン中のドライバー変更を検討しているといううわさが浮上した。アルピーヌのジュニアドライバーであるオスカー・ピアストリがラティフィのシートを引き継ぐ可能性があるという。
F1第10戦イギリスGPの前にカピートは、ウイリアムズでは今から2022年シーズン終了までの間にドライバーを変更する計画はないと再び述べていた。
「(変更はないと)断言することはできないだろうが、そうした計画はない」とカピートは語った。
「もし彼が足を骨折したら交代させなければならないが、シーズン中にふたりのドライバーのうちどちらかを交代させるという計画はない」
しかし2023年に関してカピートは、ウイリアムズはドライバーラインアップの計画を確定していないと述べた。
「どのような可能性があるか検討しなければならないので、話すのは難しいことだ。それに我々は来年チームにベストを尽くさなければならない。だがさまざまな選択肢がある」
一方ピアストリについてのアルピーヌの計画に関して質問されたチーム代表のオットマー・サフナウアーは、何かを付け足すことはしなかった。
「ウイリアムズのシートに関しては、ヨーストに尋ねるのが一番だと思う」とサウナウアーは話した。
「我々の若手ドライバーのひとりが他のF1チームから求められるというのは素晴らしいことだ。我々は認めていることだが、彼に高いポテンシャルがあるということが示されている」
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