リカルド、若手を集めるマクラーレン残留に危機感?「来年末までチームにいるし、F1からも離れない」
2021年にマクラーレンに加入して以来、ダニエル・リカルドはマシンに適応するのに苦労している。イタリアGPで優勝したというハイライト以外は、予選でもレースでもチームメートのランド・ノリスに匹敵するような成績を残すことができておらず、彼の将来に対する憶測を呼んでいる。
しかし、リカルドはソーシャルメディアに投稿し、2023年末までのマクラーレンとの3年契約を満了しないのではないかという憶測を打ち消した。
7月13日(水)、リカルドは自身のTwitterとInstagramに「F1での僕の将来について多くのうわさが流れているが、僕から聞いてほしい」と投稿した。
「僕は来年の終わりまでマクラーレンにコミットしているし、このスポーツから離れるつもりはない」
「常に簡単だったわけではないことは認めるけど、簡単なことを望んでいる人はいないよ!」
「このような状況の中で、僕はチームと一緒になってマシンを改善し、本来いるべき上位に戻ろうと懸命に努力している。これまで以上にそれを望んでいるんだ」
リカルドのコメントは、マクラーレンがインディカー王者のアレックス・パロウをチップ・ガナッシ・レーシングから引き抜いたと発表した翌日に出されたものだ。
マクラーレンは、パロウの加入を発表したものの、どのシリーズで起用するかは明言していない。パロウはインディ王者となったことでスーパーライセンスの発給条件を満たしており、F1チームのドライバーとして起用する可能性も否定出来ないのだ。
マクラーレンは2023年、F1、インディカー、フォーミュラE、エクストリームEに参戦する予定だ。
マクラーレンには同じくインディカーのフロントランナーであるパトリシオ・オワードもおり、今週初めにはアンドレッティ・オートスポートのインディカーレーサーであるコルトン・ハータに2021年のF1マシンをテストする機会を与えている。
マクラーレンはパロウ獲得に際し、パトリシオ・オワードとコルトン・ハータと共に、パロウにF1マシンをテストさせるとしている。そのため、マクラーレンがラインアップしている才能ある若手たちは、みなF1への転向を視野に入れていると考えられている。
マクラーレンは、アンドレッティ・オートスポートから2016年インディ500ウィナーのアレクサンダー・ロッシを獲得。2023年から3台体制となるインディカーのラインアップを強化した。フェリックス・ローゼンクヴィストをインディカーのラインアップに留めるか、フォーミュラEにシフトさせることも可能だ。
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