前半戦で大量リードを築いたレッドブルF1。代表は「本当に重要なのはシーズン終了後に何位につけているか」と油断せず
レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、チームがドライバーおよびコンストラクターズ選手権で大きくリードしているものの、2023年シーズンについて自分たちを自己満足に陥らせはしないと述べている。
全22戦のうち13戦を終えてサマーブレイクに入るにあたり、レッドブルはフェラーリを97ポイント差でリードしており、マックス・フェルスタッペンはドライバーズランキングでシャルル・ルクレール(フェラーリ)に80ポイントの差をつけている。レッドブルは9戦で勝利を挙げており、そのうち8勝はフェルスタッペンによるものだ。一方のフェラーリは4勝しかしていない。
特に昨年のタイトル争いは、アブダビでのシーズン最終戦の最終コーナーまで続いたので、ホーナーはこれほどの大きなアドバンテージを得たことに安堵している。
「ポイント表では好調に見える。サマーブレイクに入るにあたって最高の状況だ」とホーナーは認めた。
「だがまだ多くのレースが残っている。本当に重要なのは、シーズンの終わりに何位につけているかということだ。今年の前半はとても心強いものだったが、今ではシーズン後半に行うことがすべてだ」
「このチャンピオンシップはまだまだ先が長いし、スプリントレースも残っている。まだ多くのレースがまったく違ったサーキットで行われる。だから何事にも油断はしない。フェラーリは速いし、メルセデスは戦いに戻ってきている」
「我々はみんな、メルセデスが迫ってこないことやペースを発揮できていないことに驚いた。なぜなら彼らは長年にわたって圧倒的優位に立ってきたからだ」とホーナーは『formula.hu』に語った。
「もちろん彼らは問題に取り組んでいるし、どれだけ競争力があるかということを示している。彼らが戦いに近づいてきていることが見てとれるだろう。彼らは、特定のコースでは今年後半に脅威になる可能性があると思う」
シーズン後半がさらに接戦となり、手ごわいものになることを望むかどうか尋ねられたホーナーは、ありがたいことに今の状況には満足していると語った。
「私はそうなることをこれっぽっちも望んでいない。昨年は22ラウンド目まで過酷な戦いが続いた。あれをもう一度経験したくはない」
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