フェルスタッペン予選最速「マシンがこれほど速いのだから、15番手からでも表彰台を狙える」/F1第14戦

 

 2022年F1ベルギーGPの土曜予選で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは最速タイムをマークした。2番手のカルロス・サインツ(フェラーリ)とのタイム差は0.632秒だった。

 フェルスタッペンはパワーユニットとギヤボックスの交換を行っているため、金曜時点でグリッド最後方に降格されることが決定していた。チームは土曜に追加でエナジーストアとコントロールエレクトロニクスの3基目を投入。土曜に発表された暫定グリッドでは、フェルスタッペンに15番手が割り当てられている。

 なお、金曜FP2終了時、スタート練習の手順においてレースディレクターの事前の指示に反する行動があったとして、スチュワードはフェルスタッペンに対し、警告を行った。

■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP3 2番手(1分45秒184:ソフトタイヤ/19周)
予選 1番手(Q1=1番手1分44秒581:ソフトタイヤ/Q2=2番手1分44秒723:ソフトタイヤ/:Q3=1番手1分43秒665:ソフトタイヤ)

2022年F1第14戦ベルギーGP 予選トップのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2022年F1第14戦ベルギーGP 予選トップのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)

 最高の予選だった。週末を通してマシンが好調で、走っていてとても楽しい。昨夜の間にいくつか微調整をして、それもうまくいったようだ。

 自分のラップにはとても満足している。それから、ここを訪れることができてとてもうれしいんだ。素晴らしいサーキットだし、来てくれているファンも最高だ。彼らが良い一日を過ごしてくれたのだといいね。

 明日は後方からのスタートになるので、今日はずっとタイヤを慎重に使わなければならなかった。

 これほど素晴らしいマシンを手にしているのだから、明日表彰台に上れなかったら残念だろうね。目標は表彰台だよ。

(予選後の会見で語り)マシンのペースを考えたら、ポジションを上げて、少なくとも表彰台には上がりたい。1周目をうまく乗り切ることが一番重要になってくる。その後は、オーバーテイクを繰り返して、上位まで上り詰める必要がある。ハンガリーみたいな感じだね。

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