ルクレール「レッドブルは速い。楽なレースにはならないだろう」フェラーリは“タイヤの間違い”を否定/F1第14戦予選
2022年F1ベルギーGPの土曜予選で、フェラーリのシャルル・ルクレールは4番手を獲得した。
フェラーリは、金曜に行ったルクレールのパワーユニット交換に、15グリッド降格+5グリッド降格ではなく、“バック・オブ・グリッド”ペナルティが適用されることが発表された後、土曜にICE、ターボチャージャー、MGU-Hの5基目、エキゾーストシステム9基目を新たに投入した。ルクレールは16番グリッドからスタートする予定。
なお、Q3最初のランでルクレールが、装着されたタイヤセットが誤りではないかとチームに尋ね、チームは「ミスだった」と答えていた。しかし後にスポーティングディレクターのローレン・メキーズは、直前になってユーズドではなく新品タイヤを使用することに決めたと説明した。
「シャルルにとって優先事項は、同じくPUペナルティを受けるドライバーたちに勝つことだった。そのために我々は直前になってQ3で新品ソフトタイヤを履かせて、できるだけ上位を確保しようとした。その上で、決勝でポジションを上げていくため、非常によい形で 新品タイヤを残してある」
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
FP3 7番手(1分46秒120:ソフトタイヤ/12周)
予選 4番手(Q1=4番手1分45秒572:ソフトタイヤ/Q2=1番手1分44秒551:ソフトタイヤ/:Q3=4番手1分44秒553:ソフトタイヤ)
明日ペナルティを受けると決まっているので、僕にとっては、それほどエキサイティングな予選ではなかった。ドライビングにおいても、マシンのセットアップに関しても、改善の余地はまだある。でも僕たちの今日の目標は、極限までタイムを削ることではなかった。
今週末、初日からライバルたちはとても速い。今日の彼らとのギャップから考えて、明日のレースは楽なものにはならないだろう。
明日に向けて明確な目標を定めているわけではない。ただ、最大限の結果を出したいと思っている。昨日のレースペースはとてもよかったから、ファーストスティントをうまく走って、たくさんオーバーテイクをし、早い段階で上位争いに加わりたい。
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