予選Q3最終アタックでスピンのペレス「かなり良いラップだったのに残念……コンマ3秒速かったんだ」
レッドブルのセルジオ・ペレスは、F1オランダGPの予選で5番手となった。ペレスは予選Q3の最終アタックでスピンを喫し、タイムアップのチャンスを逃すことになった。またこのスピンにより、後続のドライバーたちもアタックを諦めざるを得なかった。
ペレスはスピンを喫した時の状況について、次のように説明した。
「残念だった。良いラップだったからね」
そうペレスは語った。
「スロットルを開き、かなりアグレッシブに走っていた。でも、ちょっとだけグラベルに触れてしまった。それで残念ながらリヤのグリップを失ってしまったんだ」
「前のラップよりはコンマ3秒速かったから、良い感じだった。さらにコンマ1〜1.5秒稼ぐこともできたかもしれない。そうすれば4番手か、もしくは3番手の可能性もあったと思う。でもそれが現状だ」
「日曜日は力強いスタートを切って、早い段階で先頭集団でのレースを戦えるようにしたいと思う」
前戦ベルギーGPでは、他を圧倒する速さを見せたレッドブル勢。しかし今回は、前戦よりも苦しい戦いになっているとペレスは言う。しかも、メルセデスも脅威となる位置にいるようだ。
「今週末はそう簡単にはなっていない。週末を通じて、前を追いかける形なんだ。ベルギーよりも厳しい週末になっているから、日曜日は最大限のモノを発揮できるよう、ベストを尽くすつもりだ」
ペレスはそう言う。
「彼ら(メルセデス)も確かに非常に強い。彼らのロングランとショートランは、決勝レースで脅威になるだろう」
「コースのレイアウトや特性、路面温度は、ベルギーほど僕らに有利に働いていないと思う」
「このコースは、バランスを取るためにかなりのハードワークが求められる。他のコースほど簡単ではないから、それはおそらく特性によるモノだと思う。しかし、レースは非常に興味深いモノになるだろう。本当に力強いレースペースを持っている必要があるんだ」
ペレス曰く、金曜日の夜に行なったセッティング変更も、改善に繋がっているという。
「それもレースに役立つと思う。レースに向けて良い仕事をしてきたから、決勝ではより力強いレースペースを得られることを願っている」
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