ベッテル、対ハミルトンの青旗無視ペナルティに納得いかず「消えることなんてできないよ……!」

 

 ザントフールトで行なわれたF1第15戦オランダGP。決勝レースでアストンマーチンのセバスチャン・ベッテルは、青旗を無視したとしてペナルティを科された。しかし、どうやらベッテルはその裁定に納得がいっていないようだ。 
 ベッテルは14番手につけていたレース36周目にピットイン。周回遅れだったものの、レッドブルのセルジオ・ペレスを抜いたメルセデスのルイス・ハミルトンの前でピットアウトした。 
 フレッシュなハードタイヤを履くベッテルは、青旗の警告を受けながらもいくつかのコーナーをハミルトンの前で走った。ハミルトンはベッテルの後ろを走ったことで、抜いたはずのペレスにターン3のバンクで迫られることとなった。
 ベッテルはその後2台を先行させたものの、FIAスチュワードは青旗無視として5秒のタイム加算ペナルティを科した。結果、ベッテルは14位でのフィニッシュとなった。
 この裁定についてmotorsport.comから質問を受けたベッテルは、次のように答えた。
「半周もせずに僕は道を譲ったんだ。明らかに、僕は姿を消すことなんてできない」
「僕は違った見方をしているけど、それは問題じゃないんだ」
 アストンマーチンのチーム代表であるマイク・クラックは、新しいタイヤを履くベッテルのペースが良かったことを指摘し、彼を擁護した。
「ピットからフレッシュなタイヤで出てきて、古いタイヤで走っている人に周回遅れにされるのは、いつだって辛いモノだ」
 そうクラックは言う。
「彼はその時点でそれほど遅くはなかったのだ。でもよく見てみると、我々はルイスの前で少し長く走りすぎたのかもしれない。1周丸々前に留まることはないが、こういうことは時々起こるのだ」
「こういう状況に陥るということは分かっていたから、我々は彼を止めるべきだった。彼は認識していたが、それほど悪いことではないと思っていたのだろう。でも旗が振られたら、従うまでだ」

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