アルピーヌ加入、それとも残留…? ガスリー、自身の将来について「2~3週間で答えを得られることを期待」

 

 現在アルファタウリからF1に参戦しているピエール・ガスリーは、来季以降の去就が取り沙汰されている状況にある。ガスリーとしては、今後2~3週間でしっかりとした答えを得られることを期待しているという。
 ガスリーは既に2023年のチーム残留が発表されていたが、アストンマーチンのセバスチャン・ベッテルが引退を表明し、アルピーヌのフェルナンド・アロンソが後任として移籍することが決まった結果、ドライバー市場は大きく動くこととなり、ガスリーもその波に飲み込まれていった。
 アルピーヌはガスリー獲得を目論んでおり、そこ絡んで様々な噂が立ち上った。レッドブルはガスリーのアルピーヌ移籍を容認しつつも、適切な後任が確保されている場合だとしていた。
 当初、レッドブルはインディーカー・シリーズに参戦しているコルトン・ハータをアルファタウリに起用することを考えていたが、スーパーライセンス発給の特例が下りず、これは断念された。
 その後、ニック・デ・フリーズがイタリアGPで衝撃的なF1デビューを果たすと、今度は彼がガスリーの後任になるのではないかという可能性が出てきた。
 9月末のシンガポールGP開幕を前に会見で、ガスリーは2023年以降に関する情報について問われたが、次のようにコメントし、今後2~3週間で明らかになることを期待していると話した。
「進んでいる議論や話し合いについてはみんな知っているだろうけど、僕としては今後2~3週間で将来に関する明確な答えを得られるはずだと期待している」
「でもこれまでのところ、何も変化はない。何か僕の将来について決まったら、みんなも知るところになるだろう!」

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