【F1日本GP鈴鹿パドック通信/第2回】ドライバーのキャラがわかる!? ガレージ上ビジュアルに動揺。ピットまわりのさすがのF1クオリティ
みなさん、おはこんにちは。オートスポーツweb編集部でハルローと呼ばれる者です。第1回がご好評かどうかはわかないままなのですが、雨でちょっともの寂しさを感じているみなさまの一助になればと、現場のパドックの様子を再びお届けさせて頂きます。といいます、ちょっといろいろ気になったことも多かったですので、是非、お伝えさせて頂きたい!
金曜日、鈴鹿は残念ながら、雨でございます。金曜日の朝は通勤渋滞に巻き込まれながらサーキットに到着。角田裕毅選手、今日も雨ですがよろしくお願いします♪
パドックのゲート前は昨日と違って、ファンの方はまったく近寄れない仕様に……。それでもサーキットの入口には雨なのに、金曜の平日なのに、歩道にファンの方がところ狭しと、推しのドライバーの方の出勤を待っていました。ワタクシはクルマを運転していたので写真はないのですが、みなさまホント、ありがとうございますう&ご苦労さまです。自分を待っているワケは、百も千も承知なのですが、あそこを通るとき、きっと鈴鹿のレース関係者のすべての方が幸せな気持ちになっていると思いますよ!
パドックに入ると、カメラマン、いや、ヨーロッパ共通語ではフォトグラファーの方たちが出勤するドライバーを待っています。
本日、出勤タイミングが合ったのは、ピエール・ガスリー選手。いやあ、結構な雨のなか、上下白の服装は相当なおしゃれさん&お金に余裕のある方しかできません(勝手な持論)。チームウエアではなく、私服なところのこだわりも含めて、さすが、ガスリーさん
こちら、昨日はテントの中身がわからなかったのですが、本日オープン
なんと、緑茶&茶道の本格的なお茶のサービスエリアだったのでした。これぞまさに、日本のおもてなし&わびさび
もはや鈴鹿というより、外国感のあるパドックで、ひと際インパクトがありますし、着物姿はやっぱりホッと癒やされます。この時はアルピーヌのスタッフは列に並んで緑茶を飲んでいました。さすが食にこだわりの多いフランス系の方々。ワタクシも、あとで頂きに期待と思います。
パドックも雨でごらんのとおり。まだ朝ということもありますが、人手が少ないです
そんなことだろうと昨日から予想して、木曜日に撮り溜めておいた写真をお届けしますね。今回はピットロード側が中心になります。
こちらは木曜日の昼過ぎあたり、真っ先にスタンドのレッドブルへの応援バナーが目に飛び込んできます……んっ!?
と思ったら、なんと、ハンナ・シュミッツさんの応援バナーではありませんか! ご存知、ハンナさんはレッドブルのストテジスト(戦略担当)。ピットタイミング、タイヤ選択などレースでの的確な判断は、ハンナさんが担っているワケです。F1の通の方しか知らないような情報ですが、さすが鈴鹿のファン。
ガレージ側に目を移すと、各チームのガレージ上には、ドライバーの顔写真が大きく設置されています
シャルル・ルクレール選手も納得。何かの漫画に出てきたキャラの髪型に似ているのが気になります
マックス・フェルスタッペン選手も、見慣れたクールな『1番』のポーズ。各ドライバーのキャラが良く出ていて、素晴らしいビジュアルだと感心してしまいました。
●思わず突っ込みを入れてしまいたくなるメルセデス、そしてハースF1への厳しい仕打ち……
ルイス・ハミルトン選手……まあ、こんな雰囲気ですかね。一時のスティービー・ワンダー化から変わりましたよね。指のポーズが逆でですが、ちょっと新庄BIGBOSSと雰囲気が被るというか……
「えっ!?」と、隣のハミルトン選手の方向を見て驚くジョージ・ラッセル選手。どんなキャラやねん
最近、オビ=ワン・ケノービ感、ジャダイ感が特に強くなったセバスチャン・ベッテル選手
角田選手、こんにちは! 帰りの自走ではどこのサービスエリアでご当地モノを食べるのか、今から気になっています
いつも、どんな時も、雨でも、ガレージ上でもイケメン感があふれているガスリー選手
と、ドライバーのビジュアルとキャラを堪能しつつピットを歩いていると表彰台に。このデジタル背景の表彰台はFOMの持ち回りで、WEC富士のように購入設置(〇千万円とか)したものではないとのことです……が、あれ!? そういえば1チーム足りない気が……
うおぉぉおいっ! ちっ、小さっっっつ!
す、すみません、おかしな表記になってしまいました。思わず心の声を言語化したら、こんな文字列になってしまいました。っていうか、ハースのふたりに対して、ヒドくないっすか!?
ミック・シューマッハー選手。せっかくのガッツポーズも、表情がこのピットロードからもよく見えん……。これもまあ、昨年ランキング最下位という罰なのでしょうか。やはり資本主義社会の縮図、生き馬の目を抜くF1ワールド、お金と成績がないものにはとても冷たい、ダークサイドを目の当たりしてしまいました……
ちょっと冷静になりまして、各チームのガレージ前をチェックです
そこで気になったのが、どのチームもタイヤのエアガンをソフトケースに包んでいる様子。こちらはレッドブル
こちらはフェラーリです。3年前が思い出せないですが、どんな効果、役割があるのか知りたいですね
そしてピットロードで気になったのが、各チームのサインガードのクオリティの高さ。こちらはマクラーレンですが、3年前に見た時から、かなりアップデートしている感じがします。トレンドは、この透明なポリカーボネートの樹脂製素材を使っていること。スーパーGTのフロントウインドウの素材とおそらく同じですね。
アルピーヌのサインガードにもクリアなポリカーボネートが仕様されています。おしゃれで、カッコイイので、是非、国内レースでも使用してほしいですね
F1クオリティの高さは、チームのガレージまわりのパーテーションでも感じられます。パドック裏の出入り口のデザインはチームカラーをよく反映している気がします。マクラーレンはリカルドとノリスの車番を活かした、日本ではなかなか見ない彩りです。ちょっと北欧っぽい色使いですね。
アストンマーチンはご覧のとおりのカッコよさ。天井の蛍光ライトの使い方が素晴らしい
そして個人的に一番感銘を受けたのが、ウイリアムズのデザイン。足下の傾向ライトがおしゃれです
入口右側の蛍光ライト、斜めから見ると、ウイリアムズの頭文字を使っているのがわかります。いやあ、素晴らしい
再びピットに戻ると、世界一と言われる鈴鹿のオフィシャルさんがコクピットのドライバーの救出訓練を行っています。いつもレースの運営、ありがとうございます!
ウイリアムズのスタッフが、ピットロードの距離を自分で測っています。戦分の一秒を競うためには、正確に距離を測ってロスタイムを計算しなければいけません。フジテレビのF1解説、川井一仁さんもこのデバイスは所有しています。
ウイリアムズのピット作業練習。その作業の早さとともに、作業人数の多さに、改めて驚きます。土曜の予選は晴れそうですが、日曜日の午後は再び雨模様。タイヤ交換のタイミングとかがレースの勝敗を分けることになるかもしれませんね。
今回はここまで。では、また!
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