ハースF1のリザーブ、ピエトロ・フィッティパルディがメキシコ&アブダビのFP1で走行へ。若手テスト規則に基づく出場
ハースF1チームのリザーブドライバー、ピエトロ・フィッティパルディが、F1第20戦メキシコGPと22戦アブダビGPのFP1に出場することが決まった。2022年F1規則により、チームはシーズンに最低2回、F1レース出場2戦以内のドライバーを、FP1で走らせなければならない。
2度のF1チャンピオンであるエマーソン・フィッティパルディの孫ピエトロは、2020年に当時レースドライバーのロマン・グロージャンが事故により欠場した際に代役を務め、シーズン終盤のサクヒールGPでデビュー、続くアブダビGPにも参戦した。今年のバーレーンでのプレシーズンテストには、チームを離脱したニキータ・マゼピンの代わりに走行を担当した。
「メキシコとアブダビのFP1でVF-22をドライブすることを発表できて、ものすごくうれしい」とフィッティパルディ。
「この機会をくれたハースF1チームに感謝したい。バーレーンでの公式プレシーズンテストでVF-22に初めて乗った。レースウイークエンドにこのマシンで走るのは素晴らしい機会だ。すごく速いマシンだから、メキシコとアブダビで走るのが楽しみだよ」
フィッティパルディは、ケビン・マグヌッセンのマシンとミック・シューマッハーのマシンに1回ずつ乗ることになる。
ハースは、ルーキードライバーテスト枠とは別に、FP1で今年フェラーリのリザーブドライバーを務めるアントニオ・ジョビナッツィを起用しイタリアGPとアメリカGPで走らせることを、8月に発表した。
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