ラッセル、日本GPは「僕のキャリアで最もタイヤマネジメントしたレース」ピットインは1周早すぎた?
F1日本GPを8位で終えたジョージ・ラッセル(メルセデス)は、これまでで最もタイヤマネジメントが必要になったレースだったと語った。
悪天候により、レース序盤で赤旗が振られた日本GP。再開後はフルウエットタイヤ装着が義務付けられたが、すぐにインターミディエイトタイヤが最適なコンディションになっていった。
ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)とセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)の2台はグリーンフラッグが振られた周にピットイン。インターミディエイトタイヤに交換した。ランド・ノリス(マクラーレン)やバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)もそれを見て翌周にピットに入った。
続々とピットに入る中で、7番手を走行していたラッセルはエンジニアとピットインするべきかどうかで激しい議論を交わした後、結局指示に従いピットに入った。
ところが、チームメイトのルイス・ハミルトンと同じ周のダブルピットストップとなったことで、ピット作業に待ち時間が発生。ハミルトンは5番手をキープした一方で、ラッセルは貴重な数秒をロスして7番手から12番手まで後退してしまった。
ピットレーンから出てきたラッセルは、「あれは最悪の判断だった」と悔しさをにじませた。
最終的に9位まで追い上げたラッセルは、「オーバーテイクが楽しかったのが、希望の兆しだ」とレースを振り返った。
「でも、本当にタイヤマネジメントのレースだった。おそらく、僕がF1で最もたくさんタイヤマネジメントをしたレースだ。ウエットだったことを考えれば、かなり驚きだ」
「いろいろな理由で、僕らにとっては良くない2連戦になってしまった。何が起こったのか、見直す必要がある」
ラッセルは予選後、ウエットコンディションでDRSが使えないとメルセデスのストレートスピード不足という弱点を悪化させるため、ドライコンディションでのレースを希望していると話していた。
「みんなにとって難しいレースだったと思う」とラッセルは付け加えた。
「ース全体がどうだったかはわからないけど、DRSのないF1マシンはオーバーテイクができないんだ。1秒以内にいるときにどうやってアドバンテージを得るか、将来的には少し考え直す必要があるかもしれない」
ピット戦略への不満について尋ねると、彼は「振り返って見直す必要がある」とmotorsport.comに答えた。
「みんながピットインすることは分かっていたし、みんなが後ろに並んでいたから、スタックすることでかなりタイムを失ってしまったんだ」
「もう1周できたと思う。フェルナンド(アロンソ/アルピーヌ)がどこでピットを出たのかわからないが、僕は彼のすぐ後ろにいたし、彼よりも速かったから、フェルナンドと同じラップにピットインできたはずだ。でもそうだね、おそらくピットレーンで10秒はロスしただろうね」
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