フェルスタッペン、連覇を決めても平常心「日本GPの後は、少し忙しかった。シミュレータの仕事もあったしね」
F1日本GPで勝利し、2022年のF1ワールドチャンピオンに輝いたレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、載冠を決めた後も喜びすぎることはなく、友人たちと夕食を共にしたくらいに留めているという。
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フェルスタッペンは日本GPで優勝、チームメイトのセルジオ・ペレスも2位に入ったことで、2022年のF1ワールドチャンピオン獲得を決めた。ただフェルスタッペンは、忙しい日々を過ごしているため、本格的なお祝いをしたわけではないという。
タイトル決定以来、どんなお祝いをしたのかと尋ねられたフェルスタッペンは、次のように語った。
「少し忙しかったんだ。まだ集中しなきゃいけないこともあるし、シミュレータでの仕事もあったからね」
そう語るフェルスタッペンは、次のように続けた。
「でもある夜、仲の良い友人、親しい友人を招待して、一緒に素敵な夕食を共にしたよ」
フェルスタッペンは、他のスポーツ選手やオランダ国王からも祝福を受け取ったと明かした。
「おそらく何人かのスポーツ選手から、お祝いの言葉をもらったよ、でも、驚くようなことじゃない」
そうフェルスタッペンは語った。
「国王からは、去年と同じように手紙をもらった」
「素晴らしいことだよ。彼らが今回のことを高く評価し、見守ってくれたのは素晴らしいこどだ。そうやって認めていただけることは、常に素晴らしいことだ」
残り4レースという時点でチャンピオンを決めたフェルスタッペン。ただ、今季この後も勝利を積み重ねることができたとしても、その勝利の重要性は変わらないと語る。
「早くチャンピオンを決めてしまうと、去年とは違う感じになるかもしれない。それは今後分かることだろう。だから、僕はそれを比較するつもりはない」
「この後で勝てても、初めてレースに勝った時、そしてその後のレースの勝利と同じなんだ。最初の勝利は、少しだけ感情的だったかもしれない。でも、純粋なパフォーマンスだけを見ると、今年の方が良かったと思う」
「まだレースに勝ちたいと思っている。僕は、できる限りのことをするためにここにいる。もちろん、少しリラックスして戦うことができるけど、マシンに乗り込んだら、常に最高のモノを求めるんだ」
フェルスタッペンは日本GPの勝利で今季12勝目を挙げた。これで2004年のミハエル・シューマッハー(当時フェラーリ)と2013年のセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が持つ年間最多勝利記録の13勝にあと1まで迫っている。
最多勝利記録を更新する”野望”について、フェルスタッペンは次のように語った。
「それを更新するには、あと4レース残っている」
「もちろん、僕は自分がドライブする全てのレースに勝とうと思っている。でも、どうなるかはその時になってみれば分かるさ」
なお昨年限りでF1活動を終了させたホンダは、現在はHRC(ホンダ・レーシング)を通じてレッドブルのパワーユニット部門であるレッドブル・パワートレインズをサポートしている。しかし日本GPではレッドブルとアルファタウリのマシンにホンダのロゴが復活。パワーユニットに新レギュレーションが導入される2026年に復帰する可能性があるのではないかとの噂もある。
日本GPの後、HRCの拠点であるHRC …読み続ける
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