ハースF1がペレスとアロンソのリザルトに抗議、「技術的違反あり」と主張。スチュワードは審議へ/F1第19戦
ハースF1チームが、F1アメリカGP決勝後、4位のセルジオ・ペレス(レッドブル)と7位のフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)に技術的違反があったとの主張で抗議を行った。ハースは、この2台がマシンにダメージを負ったまま走行していたことを問題視しているものとみられる。
ペレスはレース1周目、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)との接触でフロントウイングが破損、その後、右エンドプレートが飛んでしまった。アロンソはランス・ストロール(アストンマーティン)との接触でマシンにダメージを負い、ピットイン。ノーズを交換してレースを続けることができたが、右側のミラーが緩んでおり、その後、脱落した。
ハースのケビン・マグヌッセンはカナダ、ハンガリー、シンガポールで、マシンが破損した状態で走行しているとしてブラック&オレンジフラッグを受け、ピットインしてマシンの修復を行わなければならなかった。ブラック&オレンジフラッグは、マシンがそのドライバーや他のドライバーに危険をもたらす可能性があるメカニカルな問題を抱えていると判断された場合に提示される。提示されたドライバーは次周にピットに戻らなければならない。マシンの修理が十分に行われれば、再びコースに戻ることが許される。
ハースは、この際、安全に走行できる状態であったにもかかわらずブラック&オレンジフラッグが出され、それがレース結果に影響したとして、強い不満を示していた。
スチュワードはペレスおよびアロンソへの抗議を受理し、調査をスタートした。
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