F1アブダビポストシーズンテストの参加ドライバーをチェック。新チームでの“仕事始め”に絶好の機会
F1最終戦アブダビGPが行なわれたばかりのヤス・マリーナ・サーキットでは、レースウィーク明けの火曜日からポストシーズンテストが行なわれる。これは今季最後の公式テストであり、各チームが2023年に向けた有益な準備を進めることになるだろう。
このテストは新人ドライバーや新加入ドライバーにとっても貴重な機会となる。シート合わせをしたり、各種システムについて時間をかけて理解することができるからだ。そしてチームにとっては、来季から加入するドライバーが一足早く合流することで、ペダルの配置やステアリングのボタン配置など、来季に向けたフィードバックを受けられるわけだ。特に2023年のプレシーズンテストはバーレーンでの3日間しか行なわれない予定となっているため、アブダビでの走行機会は例年よりも重要となる。
今回のテストでは、フェルナンド・アロンソを筆頭に来季の移籍先チームでテストに参加するドライバーが複数いる。彼らは基本的に現所属チームと年末までの契約を結んでいるため、移籍先チームからテストに参加するためには1日のレンタルという形で許可を得なければならない。
実際、今季アルピーヌのマシンを走らせたアロンソは、正式にアストンマーチンのドライバーとなるのは2023年1月1日からとなっているため、テストには全身黒のレーシングスーツで参加する。
なおアストンマーチンからはランス・ストロールの他、今季のF2王者であるフェリペ・ドルゴビッチが参加予定だ。
来季アルピーヌに移籍するピエール・ガスリーも、いち早くアルピーヌのマシンを走らせる。共に走行するのはアルピーヌ育成ドライバーのジャック・ドゥーハンだ。そしてガスリーの後任としてアルファタウリに加入することが決まったニック・デ・フリーズも、メルセデスの許可を得た上でアルファタウリのマシンに乗り込む。
契約騒動で一躍時の人となったオスカー・ピアストリも、今回のテストがマクラーレンのドライバーとしての初仕事となる。彼はアルピーヌの育成ドライバーとして何度かアルピーヌのF1マシンをドライブしてきたが、契約騒動によって走行機会を失ったため、久々のF1ドライブとなる。またハースも来季のレギュラードライバーであるニコ・ヒュルケンベルグを乗せることになる。
さらにウイリアムズも、来季からデビューすることが正式に決まったローガン・サージェントを起用する。サージェントは先日アブダビで行なわれたFIA …読み続ける
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