ヒュルケンベルグは“ヒュルケンバック”。F1復帰後も活躍するドライバーは「心強い前例」とリカルド
2023年シーズン、レギュラードライバーとしては一旦F1離れることになったダニエル・リカルドは、F1復帰後も活躍をみせるドライバーたちの存在が自らを安心させてくれたと語った。
リカルドはマクラーレンとの契約を1年早く解消し、2023年シーズンはサードドライバーとして古巣レッドブルに復帰する。彼はテストやシミュレーター作業に加えレッドブルのマーケティング活動に参加する予定だが、F1への関与は限定的なものになる見込みだ。
リカルドは休息を取ることで自分を見つめ直す時間が必要だったことを強調する一方で、望ましいシートが見つかれば2024年にはF1にフルタイムで参戦したいと意欲を燃やしている。現在のグリッド上には一度はF1離れた経験を持つドライバーが複数名存在し、彼らはリカルドにとってのロールモデルとなっているようだ。
例えばニコ・ヒュルケンベルグは2010年のデビュー以来二度シートを失った。しかし彼はその間も度々代役参戦で活躍を披露し、2023年はついにハースのレギュラードライバーとしてF1復帰を果たす。
リカルドはヒュルケンベルグについて、「彼はもう何度もカムバックしているんだから、名前を変えたほうがいいね。もうベルグじゃない、バックだよ」と『Crash.net』に語った。
「きっと何か意味があるはずなんだ。僕は自分のことを誰よりもよく知っているし、何が必要なのか、何が僕を助けてくれるのかも知っている。自分にとって何が良いことなのかをわかっているから、1年休むことに自信を持っている」
そう語ったリカルドは、さらにフェルナンド・アロンソやケビン・マグヌッセンというふたりの復帰組ドライバーの名前を挙げ、彼らの活躍がF1を離れるという自らの決断が正しいと思える根拠になったと語った。
「もちろん、ほかにも例はある。それも、アロンソやマグヌッセンといった素晴らしい前例だ。それは僕にとって心強いものなんだ」
「簡単に言うと、そういった例が僕を勇気づけてくれる。自分が正しいことをしたと、より強く思わせてくれるんだ」
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