F1バーレーンGPのDRSゾーンが変更。新世代マシンでオーバーテイクが容易になったとの判断で短縮へ
FIAは、2023年F1バーレーンGPにおいて、3つのDRSゾーンのうちのひとつを短縮することを明らかにした。
ターン3の後の最初のDRSゾーンと、ターン10の後にあるふたつ目のDRSゾーンには変更はない。しかしピットストレートのDRSゾーンに関しては、アクティベーションポイントが移動された。ディテクションポイントに変更はなく、ターン14の手前に設定されている。一方で、アクティベーションポイントは、以前はターン15(最終コーナー)の170メートル先だったが、これが250メートル先に変更となった。DRSゾーンを短縮するという判断は、FIAは新世代F1マシンが導入された昨年のグランプリを検証した結果、バーレーンではオーバーテイクがたやすくなったと考えたものとみられる。
F1とFIAは、2023年シーズンにおいて、ジェッダ、メルボルン、バクー、マイアミについても、DRSに関して微調整を行うことを明らかにしている。アルバートパークでは4つめのDRSゾーンが追加され、イベントプロモーターは最速のオーストラリアGPが見られると予想している。
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