プレッシャーを力に変えて。フェラーリF1新代表、”ティフォシ”からの期待は「ポジティブなモノ」チームの理解も進む

 

 今年初め、前任のマッティア・ビノットの辞任に伴い、スクーデリア・フェラーリにチーム代表として加入したフレデリック・バスールは、フェラーリの熱狂的なファン”ティフォシ”からの期待は「ポジティブなモノ」だと考えている。
 フェラーリで本拠地イタリア・マラネロでかなり激しい政治が繰り広げられているというのは、チームの外からも広く知られていることで、近年はチーム代表の入れ替えが頻繁に行なわれている。
 しかしバスールは、フェラーリのチーム代表としての初陣を前に、仕事をする上では他チームとさほど変わらないと考えている。ただ、熱狂的なティフォシの存在がチームに独特なプレッシャーを与えていることは認めている。
 フェラーリ内部の政治にどう対処してきたかとmotorsport.comが尋ねると、バスールは「他のところより難しいとは思わない」と答えて、次のように続けた。
「チーム内の情熱と熱気は計り知れない。2週間前の発表会では、フェンスの向こうに何千人ものティフォシがいた。このようなケースは世界のどこにも無いだろう」
「ホテルにもファンが駆けつけるなど、その熱気は至るところで感じられる。これがある種のプレッシャーになっている」
「問題はそれが良いプレッシャーなのか、モチベーションのようなモノなのか……私がそうやって受け止めているのか、それとも成長を抑制するようなモノなのか、というところだ」
「正直なところ、ポジティブだと思っている。やっていると、これ(プレッシャー)が欲しくなるのだ。ショーやスポーツをやっていて、人目にさらされないようにするのは無理だ」
「F1には期待を向けるファンがいることは分かっているし、おそらくイタリアでは他の国よりも少し期待が大きいだろう。でも、今のところ問題ないよ」

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