レッドブルF1のマルコ、ペレスは「打ち負かされることなくマックスの隣で2年間戦い抜いた」と賞賛
レッドブルのモータースポーツコンサルタントであるヘルムート・マルコは、セルジオ・ペレスのレッドブルにおける最大の功績は、この2年間マックス・フェルスタッペンのチームメイトとして「生き残った」ことにつきると述べている。
ペレスは2020年シーズン末にレッドブル・レーシングのシートを与えられた。ペレスは、1年半チームに在籍したがフェルスタッペンと比較して強い印象を与えることができなかったアレクサンダー・アルボンの後任となったのだ。アルボンの前任であるピエール・ガスリー(現アルピーヌ)も、圧倒的な速さを誇る2度の世界チャンピオンと一緒では、半シーズンしかもたなかった。
先週末、ペレスは2023年シーズンの開幕戦バーレーンGPでフェルスタッペンに次いで2位でフィニッシュし、4度のグランプリ優勝経験を持つ彼にとって素晴らしいスタートを切った。マルコは、先週末のペレスのパフォーマンス以上に、彼がフェルスタッペンをチームメイトに持って2年間生き延びたことを称賛した。
「セルジオは他のドライバーのように打ち負かされることなく、2年間をマックスの隣でやり抜いてきた。これは偉大な功績だ」とマルコはドイツのウェブサイト『sport.de』に語った。
今シーズンを前に、ペレスは2023年の目標について「すべてのレースで優勝を争うこと」と述べており、「マシンのポテンシャルを最大化したいし、毎週末優勝をかけて戦いたい。そのために懸命に取り組んでいるし、それが僕の最大の目標だ」と説明した。
だがフェルスタッペンに「弱みがまったくない」ことを考えると、ペレスが彼に勝つことは不足の事態が起きない限り難しいということをマルコはわかっている。
「全体として、我々の目標は、世界選手権で1位と2位を獲得することだ。我々からすれば、それがマックスだと決まっているわけではない」とマルコは語った。
ペレスのレッドブルでのシートは、理論的には2024年まで安泰だ。しかしマルコは、ペレスの将来について、現在の契約期間以降の話をするのは時期尚早だと語った。
「あらゆることがどうなるか様子を見なければならない。そういった話し合いや検討は、通常はサマーブレイクの前後に始めることだ」
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