ハミルトン予選8番手「マシンとの一体感を得られず途方に暮れている」メルセデス/F1第2戦
2023年F1サウジアラビアGPの土曜予選で、メルセデスのルイス・ハミルトンは8番手、ジョージ・ラッセルは4番手だった。予選2番手のシャルル・ルクレールがグリッド降格ペナルティを受けるため、土曜時点での暫定グリッドでは、ハミルトンは7番グリッド、ラッセルは3番グリッドが与えられている。
ハミルトンはセクター1で特に苦しみ、予選でラッセルに0.366秒の差をつけられた。これについてチーム代表トト・ウォルフは、マシンのセットアップの違いが影響しているのかどうかを調べると述べた。
「ルイスのラップタイムはセクター1での伸びが足りなかった。原因を調べる必要がある。いい形で1周のラップタイムをまとめることができなかったものの、セクター1以外ではジョージと同等かそれ以上の速さがあったので、セットアップの違いがどういう影響を及ぼしたのかを評価しなければならない」
■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
FP3 5番手(1分29秒568:ソフトタイヤ/18周)
予選 8番手(Q1=10番手1分29秒689:ソフトタイヤ/Q2=8番手1分29秒374:ソフトタイヤ/Q3=8番手1分29秒223:ソフトタイヤ)
今日は少し苦労した。でも頑張り続けるしかない。マシンにどんな変更を加えても、なかなかスピードを引き出すことができず、今のところはマシンとの間に適切な一体感を持てずにいる。今後のレースに向けて、もっと自信を持って走れるようにするため、この問題に取り組んでいく必要がある。
それにしてもジョージは今日素晴らしい仕事をしたね。彼の場合は、上位のマシンとの差がそれほど大きくない。これからも努力していくだけだ。
今は最高の日々はいえないけれど、チームにはまだ進歩できる余地がある。明日は新しい一日だし、これからも取り組み続けるよ。
(『Sky Sports F1』に語り)マシンを自分のものにしているという感じを持てないんだ。このマシンとしっかりつながっていると感じられない。それについてはどうすればいいのか本当に分からない。悲惨だし、厳しい。やれるだけのことをしている。毎日遅くまで現場にいて、準備を整えようとしているのに、マシンに乗ると、一体感を持つことができない。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
FP3 11番手(1分29秒811:ソフトタイヤ/19周)
予選 4番手(Q1=8番手1分29秒592:ソフトタイヤ/Q2=6番手1分29秒132:ソフトタイヤ/Q3=4番手1分28秒857:ソフトタイヤ)
アストンマーティン1台とフェラーリ1台の前に出ることができた。ポテンシャルを超えた、予想以上の結果だと思う。素晴らしい仕事ができた。昨夜、たくさんの作業に取り組んだ成果だ。ブラックリーのチームはシミュレーターで頑張ってくれたし、僕たちも今朝トラックサイドで、パッケージからより多くのことを引き出そうと努力した。
今はまだポールを争うレベルではないことは分かっているけれど、持っているものを最大限に生かさなければならない。今日の僕たちは確実にそれをやり遂げたと思う。
明日はおそらくアストンマーティンやフェラーリとの厳しい戦いになる。ポディウムに乗るためにハードにプッシュして、何ができるかを見極めるつもりだ。
僕たちのチームは、トップ3でフィニッシュするだけでなく、それより高い基準と期待を自分たちに課している。でもまずは日曜日にトップ3に入るために全力を尽くすよ。
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