連続転倒のバニャイヤ、プレッシャーに”弱い”説囁かれるも本人否定「レースを先導して勝つのが僕のやり方」
MotoGP2023年シーズンの開幕3戦が終了したが、フランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)は決勝レースで2回転倒を経験している。プレッシャーに弱いのではないかと指摘されているが、本人はそれを否定している。
バニャイヤは昨年、自身初のMotoGP王者となり、今年は防衛がかかったシーズンとなっており、開幕戦ではスプリント、決勝レースともに勝利する完璧なスタートを切った。
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しかし第2戦、第3戦の決勝レースではともに転倒を喫してノーポイント。ポイントランキング首位の座を明け渡すことになってしまった。
彼は第3戦の転倒後、新型マシンのフロントエンドが安定しすぎているため、限界を感じることが難しいといった内容の釈明を行なっていた。ただ第4戦スペインGPを前に、彼はそうしたコメントの一部を撤回し、レースでより“賢く”あることが必要なこともあるだろうと認めた。
その一方で、先頭を走行しているときのプレッシャーに弱いのではないか、という指摘に関しては明確に否定した。
「僕が何度レースをリードした状況で勝ってきたと思う?」と、彼は言う。
「だから、この種の質問には正しい答えは無いと思う。僕の典型的な勝利の形は、僕がリードしてプッシュし、ギャップをコントロールしているものだ」
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