アップデートの真価を見極める、絶好の一戦! 勢力図は変わるのか?|DAZN F1スペインGP配信スケジュール

 

 結果的に2連戦となった2023年のF1欧州戦開幕ラウンド。その2戦目となるスペインGPが今週末に開催される。
 本来ならイモラ、モナコ、スペインと3連戦となるはずだったが、イモラでのエミリア・ロマーニャGPが豪雨災害のために中止となり、今季の欧州ラウンド開幕初戦はモナコということになった。そしてモナコの翌週には、カタルニア・サーキットでのスペインGPが開催される。
 このスペインGPは、例年は欧州ラウンド開幕初戦として設定されることが多かった。しかも低速〜高速までさまざまなタイプのコーナーがサーキットにバランスよく散りばめられており、各チームがシーズン最初の大規模アップデートを持ち込むことが多いグランプリだ。
 今季は各チームとも、当初はエミリア・ロマーニャGPに大規模アップデートを投入することを予定していた。しかし、中止になったことで、次のモナコで投入することになったわけだ。ただモナコは市街地コースを舞台に行なわれるグランプリであり、実に特殊。アップデートパーツを評価するには不向きである。そのため、複数のチームはモナコでのアップデート投入を諦め、スペインへの先送りした。フェラーリがその典型例である。
 今季はここまで大きく苦戦しているフェラーリだが、スペインでのアップデートで、その流れが変わるのか? 注目が集まる。
 また、モナコでサイドポンツーンやサスペンションなど大幅アップデートを施したマクラーレンも、ここスペインで真価が問われることになる。ルイス・ハミルトンは、特殊なモナコであってもメルセデスのマシンが改善したことを実感したとコメントしており、スペインで大きくパフォーマンスを上げてきたとしても、決して不思議ではない。
 アルファタウリの角田裕毅は、モナコでは終始9番手を走りつつも、雨が降ってきた後にブレーキの問題が表面化し、大きくポジションを落とすことになってしまい、今季3回目の入賞を逃した。ここスペインでの巻き返しを目指したいところだろう。
 また併催のFIA …読み続ける

F1&雑談
小説
開発
静岡

小説やプログラムの宣伝
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです