フェラーリF1が新サイドポッド導入「難しい決断だったが、一歩前進できるはず」と代表/F1第8戦金曜
2023年F1スペインGPの金曜、フェラーリのシャルル・ルクレールはフリー走行1=8番手/2=6番手、カルロス・サインツはフリー走行1=9番手/2=7番手だった。
今回フェラーリはSF-23にサイドポッド、フロアエッジなどのアップデートを入れている。FP1ではルクレールが従来のエアロパッケージ、サインツが新パッケージで走り、比較テストを行った。FP2ではルクレール車にもアップデート版エアロパッケージが搭載され、2台が同じ仕様で走行した。
チーム代表フレデリック・バスールは、大きく変更したサイドポッドを含む今回のアップグレードについて、「最初の感触は良かった」と語った。
「変化であることは間違いないが、新しいマシンというわけではない。一歩前進し、今後の開発のための扉を開いた。しかし完全な変更ではない」
「とても期待している。この方向にコミットし、今後の数週間何がもたらされるかを見ていこう。難しい決断だったが、決断を下した。このアップグレードによって、一歩前進すると予想している。大きなステップではないものの、確かな前進だ。今後の数戦にわたり、他にもアップグレードを入れていく」
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
フリー走行1=8番手(1分15秒694:ソフトタイヤ/28周)/2=6番手(1分14秒246:ソフトタイヤ/32周)
興味深い一日だった。新しいパーツを試し、2台で全く違うプログラムで走ったんだ。予定していたテストをすべて完了でき、生産的な一日になった。ただ、今の段階では、パフォーマンスに関して自分たちの位置を読み取るのは難しい。
明日はもっと余裕を持って走れるようになるよう前進を図るため、プッシュし続けていく。自分たちのポジションが見えてくるのは、それからだね。今日に関しては、レッドブルが他を圧倒しているのは間違いなく、それ以外はものすごく僅差で並んでいる。
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
フリー走行1=9番手(1分15秒726:ソフトタイヤ/27周)/2=7番手(1分14秒274:ソフトタイヤ/32周)
今日はマシンで試す新しいことがたくさんあり、2回のセッションを通して、セットアップの変更に適応し、パーツの違いについて分析を続けた。3種類のタイヤコンパウンドをすべて試したので、土日に向けた準備に丸一日を費やした形になる。
今日、グランドスタンドから声援を送ってくれた皆に感謝している。金曜日からサーキットにこんなにも多くの人たちが集まっているのを見られて最高の気分だよ。
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