デ・フリース「マグヌッセンとのインシデントまでは悪くないレースだった」接触が審議も処罰はなし/F1第9戦
2023年F1カナダGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリのニック・デ・フリースは18位だった。
レース中盤、13番手走行中に、デ・フリースは前を走るケビン・マグヌッセン(ハース)と激しくバトル。ホイール同士が接触した後、ターン3でマグヌッセンのインに飛び込んだデ・フリースは、とまりきれずにエスケープロードに直進。アウト側のすぐ横にいたマグヌッセンはコーナーを曲がることができず、エスケープロードへと飛び出した。ふたりはその後もレースを続行することができたが、最後尾まで順位を落とした。
ターン3で小さな接触が起きたことについて、スチュワードは審議を行った結果、片方のドライバーに圧倒的に大きな責任があるわけではないとして、ペナルティは科さなかった。
テクニカルディレクターのジョディ・エギントンは、デ・フリースのレースについて、次のように振り返った。
「ニックは、レースのほとんどをトラフィックのなかで走ることになった。さらに、ついてないことに、最初のピットストップを行った次の周にセーフティカーが出動し、アンダーカットを利用することができなくなった」
「その後に起きたマグヌッセンとの接触により、彼はさらにタイムをロスし、ブルーフラッグでも時間を失った」
■ニック・デ・フリース(スクーデリア・アルファタウリ)
決勝=18位(69周/70周)
17番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム→ミディアム
ケビンとのバトルまでは、まずまずのレースをしていた。ケビンとはお互い激しく戦い、ふたりともブレーキングポイントをミスしたと思う。グリップが低くて、僕はロックアップし、(エスケープロードを)直線してしまった。
前の何戦かと比較するとそれほど速さがなく、競争力もそれほど高くなった。改善する方法を理解するために、パフォーマンスが不足していた原因を探る必要がある。それから、今日はDRSトレインのなかを走り続けたため、どこにいたとしてもポジションは動かなかった。
今日はポイントをつかむのが難しいと思っていた。それでも、予選でもっと上位のグリッドを確保していれば、もっと良いレースリザルトを得ることができただろう。
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