オランダGPがヤマハの山場。アッセン得意のクアルタラロ「ここで遅ければどこへ行っても遅い」と警鐘

 

 今季も厳しい戦いを強いられているヤマハ。TTサーキット・アッセンを舞台に開催される第8戦オランダGPを前に、ファビオ・クアルタラロは仮にオランダGPで競争力を発揮できなければ、残りのシーズンでも状況は厳しいままだと語っていた。
 クアルタラロはアッセンで多くの成功を収めており、MotoGPの3クラス全てで表彰台を獲得。2021年には最高峰のMotoGPクラスで優勝し、この年のシリーズタイトルを大きく手繰り寄せた。昨年は転倒リタイアに終わったものの、それまでは表彰台争いに加わっていた。
 ヤマハとしても2002年以降、オランダGPで10回優勝と相性の良いサーキットと言える。
 残りの2023年シーズンでもヤマハの苦戦が予想される中で、クアルタラロはアッセンでの成績が今後の趨勢を左右すると考えている。
「僕としては、ここで速くなかったら、どこへ行っても速くは走れないと思っている。基本的に、ここは僕のお気に入りのサーキットのひとつだからね」
 オランダGPの木曜日、クアルタラロはそう語った。
「マシンに多少問題があっても、このサーキットではいつも速いんだ。(ドイツGPの)ザクセンリンクでは速くなることを期待していたけど、速くはなかった」
「だから、いい結果を残して、良いポジションで夏休みに入りたいね」
読み続ける

F1&雑談
小説
開発
静岡

小説やプログラムの宣伝
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです