角田裕毅、スプリント実施のF1オーストリアGPに向けて「走り出しのセットアップが肝心」ブレーキ問題も解決に光明?
F1の2023年シーズンは8レースを消化。次なる舞台はオーストリア・シュピールベルクにあるレッドブルリンクで行なわれるオーストリアGPだ。
アルファタウリの角田裕毅は、レッドブル陣営としてのホームレースとも言えるオーストリアGPに向けて、走り出しからマシンのセットアップをしっかりと決めることが週末に向けた鍵になると考えている。
というのもオーストリアGPは今季2度目となるスプリントが開催されるグランプリだからだ。フリー走行1回目の後には決勝用の予選が控えていることもあり、持ち込みのセットアップがいかに機能するかが鍵となる。
「僕らはシュピールベルクのレッドブルリンクに来ています」と角田は言う。
「僕のお気に入りのサーキットのひとつですし、2年前のF1参戦1年目にはここでポイントを獲得することができました」
「オーストリアでは、金曜日はFP1の直後に予選があるので、FP1から良いマシンに仕上げておくことに集中する必要があります。予選でしっかり結果を残さないと、残りの週末で苦しむことになりますしね」
「このレースへ向けた準備のためにシミュレータで多くの作業を行ないましたが、スプリントとなるといつも以上にこれが重要になると思います。沢山テストをしましたし、FP1でセットアップをしっかりと決めて、そのまま自信をつけていくつもりです」
「ブレーキには厳しいコースレイアウトですが、チームは数戦抱えていたトラブルを解決するために沢山頑張ってくれましたし、どうすればもっと上手く機能させられるのかも分かってきました」
「ハードブレーキを行なうポイントは実際4つしかありません。このエリアではこれまでのレースよりも良くなると確信しています」
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