予算超過のペナルティ負うレッドブル、結果最速も2023年マシン開発に失敗していたら「目も当てられなかったはず……」

 

 レッドブル・レーシングは、ファイナンシャル・レギュレーション(財政規則)導入1年目の2021年シーズンに予算制限を超過したことで、昨年10月に700万ドル(約10億円)の罰金に加え、12ヵ月の空力テスト量の10%削減が言い渡された。
 ディフェンディングチャンピオンのレッドブルは、全10チーム中厳しい空力テスト制限(ATR)が科され、さらにはペナルティによる削減も受けるという厳しい状況にある。しかしながらシーズン開幕から全戦全勝を飾り、マックス・フェルスタッペンがワールドチャンピオン3連覇へ一直線という状況だ。
 しかしながら仮にレッドブルが2023年マシン『RB19』の開発に失敗していたならば「悲惨なことになっていた」とチーム代表のクリスチャン・ホーナーは考えている。
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 現在のレッドブルの成功は、ATRの影響が懸念されていたほど大きくなかったことを意味するのかとホーナーに尋ねると、彼は次のように答えた。
「最も重要なのは、競争力のあるマシンでシーズンを迎えられたことだ」
「もし今のマシンで問題を解決しなければならなかったとしたら、我々としては悲惨なことになっていただろう。ありがたいことに、我々にはしっかりとしたベースがあった」
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