ポールのフェルスタッペン「クレイジーな予選だったが、ピットレーンの事故以外はうまくいった」レッドブル/F1第11戦
2023年F1イギリスGPの土曜予選で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは今シーズン7回目のポールポジションを獲得した。
セルジオ・ペレスは、ウエットからドライへとコンディションが急速に変化するQ1で、最後のアタックラップによって一時トップに立ったものの、最後の瞬間に大量のマシンがタイムを更新したことで、16番手まで下がり、Q1敗退。後にバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)の失格で15番手に繰り上がった。
フェルスタッペンは、Q1終盤、赤旗終了に向け、最後のアタックのためにガレージを出ようとする際に、ピットレーンのウォールにヒット、フロントウイングを壊してしまった。チームは急きょウイング交換を行わなければならなかったが、なんとかアタックラップを入れることができ、Q1通過に成功した。
なお、土曜日に向け、レッドブルがフェルスタッペンのマシンに、ギヤボックスケースおよびカセット(GBX C & C)、ギヤボックスドライブライン、ギヤチェンジコンポーネントおよび補助コンポーネント(GBX DL)のそれぞれシーズン4基目を入れたことが発表された。規則で認められた基数内であるため、ペナルティは受けない。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP3 8番手(1分28秒266:ソフトタイヤ/19周)
予選 1番手(Q1=5番手1分29秒428:ソフトタイヤ/Q2=1番手1分27秒702:ソフトタイヤ/Q3=1番手1分26秒720:ソフトタイヤ)
クレイジーな予選だった。慌ただしい展開で、路面にいくつか滑りやすい場所もあった。
ピットレーンで小さな“インシデント”が起きた。曲がろうとしたらアンダーステアになって、マシンが直進したんだ。マシンがとても大きなダメージを負ったよ。
それ以外はとてもハッピーだ。マクラーレンがここまで来たこともとてもよかったと思う。ガレージの皆が大喜びしていた。懸命に努力してきたからね。イギリスのファンにとっても素晴らしいことだ。
フェラーリとメルセデスはレースでは競争力を上げてくるだろう。でも、僕たちにはレースで強さを発揮できるマシンがあるから、明日が楽しみだよ。ウエットでも問題ない。FP3でウエットで走った時にとても速かったからね。心配する必要はないだろう。
■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP3 14番手(1分28秒904:ソフトタイヤ/19周)
予選 15番手(Q1=16番手[Q1終了時点の暫定順位]1分29秒968:ソフトタイヤ)
今日の結果はとても残念だった。僕たちが最初考えていたよりも赤旗が長く続いたため、(ピット出口で並んでいる間に)タイヤが冷えてしまい、十分な温度を取り戻すことができなかった。天候自体にも苦労した。コンディションの変化によって、物事がより一層難しくなり、予選が良くない結果に終わった。
昨日のセッションはうまくいったので、明日を楽しみにしよう。できるだけたくさんポイントを獲得することを目指すよ。ポジションを上げていくのは簡単ではないだろうけど、全力を尽くす。
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです