フェルスタッペン、PPに届かず2番手「重要なのは決勝で速いこと。レースペースには自信がある」レッドブル/F1第15戦
2023年F1イタリアGPの土曜予選で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは2番手、セルジオ・ペレスは5番手を獲得した。フェルスタッペンのタイムは、カルロス・サインツ(フェラーリ)のポールポジションタイムとは0.013秒差、シャルル・ルクレール(フェラーリ)の3番手タイムとは0.054秒差と、3者のポールポジション争いは大接戦だった。
金曜FP2終盤にクラッシュを喫したペレスは、土曜FP3の最中にオイルリークが見つかり、再び走行時間をロス。レッドブルは予選前にペレスのパワーユニット(PU)を以前使用していたものと交換した。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP3 2番手(1分20秒998:ソフトタイヤ/23周)
予選 2番手(Q1=1番手1分21秒573:ハードタイヤ/Q2=1番手1分20秒937:ミディアムタイヤ/Q3=2番手1分20秒307:ソフトタイヤ)
予選は最後までずっと大接戦だった。フェラーリは週末を通して速さを発揮している。
僕たちは競争力を可能な限り高めるためにできることをすべてやった。Q3で満足できるラップを走ったので、不満はない。ポールポジションには不十分だったというだけの話で、自分たちのマシンがレースで強いことは分かっている。重要なのはレースペースだ。いつものように、レースペースで僕たちの方が優れていれば、彼らにプレッシャーをかけていけるだろう。
レースに向けたセットアップに満足している。これが日曜に効果を発揮することを期待している。
優勝の可能性があることは分かっている。(自分にとっての)10連勝を達成できれば素晴らしいが、それを実現するためには、レースを最善の方法で実行する必要があるだろう。
(走行後のインタビューで、ポールポジションを取れなかったことについて聞かれ)すごくがっかりしているよ! というのは冗談で、本当は問題ない。良い一日だったと思う。うまくマシンを改善させていったが、ポールポジションにはわずかに届かなかった。マージンはかなりタイトだった。いつもどおり明日も、僕たちのマシンがタイヤに優しいことを示せるといいね。速さを発揮したいのは明日なんだ。
予選ではフェラーリが勝っていたけれど、明日はタイヤデグラデーションの状態によって、彼らをとらえられるといいね。
■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP3 10番手(1分22秒192:ソフトタイヤ/16周)
予選 5番手(Q1=5番手1分21秒911:ハードタイヤ/Q2=4番手1分21秒240:ミディアムタイヤ/Q3=5番手1分20秒688:ソフトタイヤ)
今日はあまり良い日ではなかった。FP3で走行時間を大幅に失い、新しいエンジンを搭載したのは、理想的な状況ではない。予選前にソフトタイヤでの走行ができず、Q3への準備が完璧ではなかったんだ。
全体として、僕たちはパフォーマンスを最大限に発揮できず、今日本当なら何をやれたかを示せなかったと思う。
でもチームは、素晴らしい仕事をして、予選までにマシンの準備を整えてくれた。金曜は好調で、レースペースもとても良かった。ただ今日は、パフォーマンスを生かすことができなかった。
明日は強力なペースを発揮できると、前向きに考えている。ポジションを上げていくために全力を尽くす。
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